【WinUp個別】2019年5月の第一定例日KB配信【2019/5/18】

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この記事について

遅くなりましたが、2019年5月の第一定例日のKB配信情報です。

 

目次

Win10の更新準備

すべてのKB一括

悪意

Adobeフラッシュ

共通の不具合

Win7系

Win8.1系

Win10系

 

対象 内容
キーワード Windows、KB、定例配信
OS/ソフト Windows、Update、7、8.1、10
対象読者 Windows Update関連情報を求める方

 

Win10の更新準備

重要
・Win10のMay 2019 Updateが迫っています。準備を忘れないでくださいね。

参考記事
【WinUp個別】 WIN 10の大きなアップデート前に必ずやっておくべきこと【2019/4/6】

【WinUp個別】Win10 May 2019 Updateの準備はOKですか?【2019/5/13】

【WinUp個別】書き忘れ分・・・Win10 May 2019 Updateの準備はOKですか?【2019/5/13】

 

すべてのKB一括

ダウンロードリンク
2019/05月分の抽出

 

Webページが開いたのちに最終更新日時でソートしてください。「2019/04」以上の条件を追加するとサイトの仕様なのかKBがありませんになってしまう場合があるのが弱点です。

セキュリティーのみの更新を探す場合やドライバーの更新が来ていないか、1709以前の更新を探すなどの場合に利用してくださいね。

悪意

ダウンロードリンク
890830

 

悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – 2019 年 5 月 (KB890830)…他
Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールで流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する

 

Adobeフラッシュ(Win8.1/10)

ダウンロードリンク
4497932

注:
Win10用はVer.ごとに分かれてます。ほかのVer.のものが導入できるのかどうか定かではないのですが、手動で導入する場合には一応自分のVer.以外のものを適用しないように注意してくださいね。

Win7は手動での更新となります。(ページの最下部に最新版のインストールボタンがあります)
Flash Player の状況確認

 

2019-05 ARM64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4497932)
2019-05 x64 ベース システム用 Windows 8.1 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4497932)…など
Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム: 2019 年 5 月 15 日

 

共通の不具合

Win7/8.1共通の不具合
Win7 /8.1 にて、アップデートをインストールした後、システムの起動が遅くなったり、再起動時にシステムが反応しなくなる。

原因:マカフィーのセキュリティソフト

参考リンク
Slow boot times and performance after installing Microsoft Windows April 2019 updates on a system with Host Intrusion Prevention

Slow boot times and performance after installing Microsoft Windows April 2019 updates or later on a system with Endpoint Security

Slow performance after applying Microsoft Windows April 2019 updates or later Microsoft monthly updates on a system with VirusScan Enterprise installed

 

Win8.1/10共通の不具合
Windows展開サービスサーバの接続が切れる。

一般には関係ありませんが、SEの方などで当該する場合は既知の不具合を参照してくださいね。

 

Win7系

ダウンロードリンク
KB4499164(ロール)

KB4499406(.net)

KB3185319(IE11/全員に落ちてくるかどうか不明)

 

2019-05 x64 ベース システム用 Windows Embedded Standard 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4499164)
2019 年 5 月 15 日 — KB4499164 (マンスリー ロールアップ)

重要

ロールアップ適用後の不具合(ネットワーク設定が飛ぶ)発生を上手く解消できないのが理由と考えられますが、MSは「内部PCIキャッシュの不整合を解消するPciClearStaleCache.exe」をロールアップから削除しました。この処理で見失う不具合は解消すると考えられますが、反面内部PCIキャッシュの不整合は解消されずに累積することになります。従来必要ということで実行していた処理がなくなるということですから、新たな不具合の発生源になることも考えられます。特にシステム管理者の方は、最初にかかれている注意書きを精読し、この件は必ず頭の片隅に留め置くようにしてくださいね。

先月上記の案内をしましたが、リカバリーや再インストールをした場合に最新(2019/3/12のKB 4489878より後)のロールアップだけを導入すると、PciClearStaleCache.exeがないために「NIC設定が書き換えられる。以前のNICのカスタム設定はレジストリに残るが、使用されなくなる・Wi-Fiネットワークアダプタが無効になる・Wi-Fiプロファイル設定が、ネットワークフライアウトに表示されない・静的IPアドレス設定がネットワークインターフェイスで失われる」などの不具合が発生する場合があります。

防止するためには、「2019/4/10(KB 4093118)~ 2019/3/12(KB 4489878)のロールアップのうちの一つを一番最初に適用し、その後通常にWinUPを実行する」ようにしてくださいね。

KB4493472 マンスリー ロールアップ更新プログラム以降には、PciClearStaleCache.exe が含まれなくなります。 このインストール ユーティリティは内部 PCI キャッシュの矛盾を修正します。 これによって PciClearStaleCache を含まないマンスリー ロールアップをインストールすると、次の一覧に表示される現象が起こる可能性があります。

コントロール パネル ネットワーク内の既存の NIC の定義が、既定設定の新しいネットワーク インターフェイス カード (NIC) に置き換えられることがあります。 以前の NIC のカスタム設定はレジストリに残っていますが、未使用の状態でした。
ネットワーク インターフェイスの静的 IP アドレス設定が失われました。
Wi-Fi プロファイル設定がネットワークのフライアウトで表示されませんでした。
Wi-Fi ネットワーク アダプターが無効の状態でした。
これらの現象は、ゲスト仮想マシンと 2018 年 3 月以降更新されていないマシン上で特によく見られるものです。

管理者は、2018 年 4 月 11 日 (KB4093118) から 2019 年 3 月 13 日 (KB4489878) の間にリリースされた任意のマンスリー ロールアップを 1 つ以上インストールしたことを確認してから、2019 年 4 月以降の更新プログラムをインストールしてください。 これらの各ロールアップ更新プログラムに PciClearStaleCache.exe が含まれています。

 

機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、更新プログラム KB4493453 (2019 年 4 月 26 日リリース) に同梱されている品質の向上と修正プログラムが含まれています。以下の問題も修正します。

64 ビット (x64) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091、CVE-2018-12126、CVE-2018-12127、CVE-2018-12130)。 レジストリ設定は、Windows クライアントと Windows Server の資料の説明に従って使用してください (Windows クライアント OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効ですが、Windows Server OS エディションでは既定で無効です)。
Microsoft Visual Studio Simulator が起動しない問題を修正します。
Kerberos のチケット交付チケット (TGT) が期限切れになった後 (既定では 10 時間)、制約のない委任に依存するアプリケーションが認証されなくなることがある問題を修正します。
Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Microsoft Graphics コンポーネント、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows 暗号化、Windows ワイヤレス ネットワーク、Windows カーネル、Windows Server、Microsoft JET Database を対象としたセキュリティ更新プログラム。
解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

 

この更新プログラムの既知の問題
現象
マイクロソフトと McAfee は、McAfee Endpoint Security (ENS) Threat Prevention 10.x、McAfee Host Intrusion Prevention (ホスト IPS) 8.0、または McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 がインストールされているデバイスに関する問題を特定しました。 この更新プログラムをインストールした後に、システムの起動が遅くなる場合や、再起動時にシステムが応答しなくなる場合があります。

回避策
現在、マイクロソフトは McAfee と共にこの問題を調査中です。

McAfee をご利用のお客様向けガイダンスについては、次の McAfee サポート記事を参照してください。

McAfee Security (ENS) Threat Prevention 10.x (英語情報)
McAfee Host Intrusion Prevention (Host IPS) 8.0 (英語情報)
McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 (英語情報)

 

2019-05 Windows 7 用 .NET Framework 3.5.1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4499406)
Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用の .NET Framework 3.5.1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4499406)

 

Windows 7 用 Internet Explorer 11 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB3185319)
MS16-104: Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム2016 年 9 月 13 日
私のVM環境ではなぜか落ちてきました。

 

Win8.1系

ダウンロードリンク
KB4499151(ロール)

KB4499408(.net)

 

2019-05 x64 ベース システム用 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4499151)
2019 年 5 月 15 日 — KB4499151 (マンスリー ロールアップ)

機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、更新プログラム KB4493443 (2019 年 4 月 26 日リリース) に同梱されている品質の向上と修正プログラムが含まれています。以下の問題も修正します。

64 ビット (x64) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091、CVE-2018-12126、CVE-2018-12127、CVE-2018-12130)。 レジストリ設定は、Windows クライアントと Windows Server の資料の説明に従って使用してください (Windows クライアント OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効ですが、Windows Server OS エディションでは既定で無効です)。
仮想ドライブ上の特定の種類の .msi ファイルと .msp ファイルをインストールまたはアンインストールするときに、“エラー 1309” が発生することがある問題を修正します。
Microsoft Visual Studio Simulator が起動しない問題を修正します。
Internet Explorer および Microsoft Edge 用の HTTP Strict Transport Security トップ レベル ドメイン (HSTS TLD) に “uk.gov” を追加します。
Microsoft Excel で、MS UI Gothic または MS PGothic フォントを使用しているときに、テキスト、レイアウト、またはセルのサイズの幅が予想よりも狭く、または広くなることがある問題を修正します。
Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Microsoft Graphics コンポーネント、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows 暗号化、Windows Datacenter Networking、Windows ワイヤレス ネットワーク、Windows カーネル、Microsoft JET データベース エンジンを対象としたセキュリティ更新プログラム。
解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

 

この更新プログラムの既知の問題
現象
この更新プログラムをインストールした後に、可変のウィンドウ拡張を使用するように構成された Windows 展開サービス (WDS) サーバーから、Preboot Execution Environment (PXE) を使用してデバイスを起動しようとすると問題が発生することがあります。 この問題により、イメージのダウンロード中に WDS サーバーへの接続が中断することがあります。 この問題は、可変のウィンドウ拡張を使用していないクライアントまたはデバイスには影響がありません。

回避策
この問題を緩和するには、次のいずれかのオプションを使用して、WDS サーバー上の可変のウィンドウ拡張を無効にします。

オプション 1:

管理コマンド プロンプトを開き、以下を入力します。

Wdsutil /Set-TransportServer /EnableTftpVariableWindowExtension:No

オプション 2:

Windows 展開サービス UI を使用します。

Windows 管理ツールから Windows 展開サービスを開きます。
サーバーを展開し、WDS サーバーを右クリックします。
プロパティを開き、[TFTP] タブの [可変のウィンドウ拡張を有効にする] をオフにします。
オプション 3:

次のレジストリ値を 0 に設定します。

“HKLM\System\CurrentControlSet\Services\WDSServer\Providers\WDSTFTP\EnableVariableWindowExtension”。

可変のウィンドウ拡張を無効にした後は、WDSServer サービスを再起動します。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

現象
名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

回避策
次のいずれかの操作を行います。

管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。
CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

現象
マイクロソフトと McAfee は、McAfee Endpoint Security (ENS) Threat Prevention 10.x、McAfee Host Intrusion Prevention (ホスト IPS) 8.0、または McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 がインストールされているデバイスに関する問題を特定しました。 この更新プログラムをインストールした後に、システムの起動が遅くなる場合や、再起動時にシステムが応答しなくなる場合があります。

回避策
現在、マイクロソフトは McAfee と共にこの問題を調査中です。

McAfee をご利用のお客様向けガイダンスについては、次の McAfee サポート記事を参照してください。

McAfee Security (ENS) Threat Prevention 10.x (英語情報)
McAfee Host Intrusion Prevention (Host IPS) 8.0 (英語情報)
McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 (英語情報)

 

現象
以前の辞書の更新プログラムがインストールされている場合、日本語入力方式エディター (IME) でテキスト入力の選択肢として日本の新元号名が表示されません。

回避策
以下の辞書の更新プログラムのいずれかが表示される場合は、[プログラムと機能] > [プログラムのアンインストールまたは変更] からアンインストールしてください。 以前の辞書の更新プログラムに含まれていた新しい単語は、この更新プログラムにも含まれています。

日本語 Microsoft IME 標準辞書用の更新プログラム (15.0.2013)
日本語 Microsoft IME 標準拡張辞書用の更新プログラム (15.0.2013)
日本語 Microsoft IME 標準辞書用の更新プログラム (15.0.1215)
日本語 Microsoft IME 標準拡張辞書用の更新プログラム (15.0.1215)
日本語 Microsoft IME 標準辞書用の更新プログラム (15.0.1080)
日本語 Microsoft IME 標準拡張辞書用の更新プログラム (15.0.1080)

 

2019-05 Windows 8.1 用 .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4499408)
Windows 8.1、Windows RT 8.1、および Windows Server 2012 R2 用の .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4499408)

 

Win10系


サービススタック更新プログラムについて

WinUpの検索時にロールアップ中の必要なものだけを導入する仕組みに使われるものです。最近特にWin10でWinUp時のトラブルのもとになっているようです。

今後の記事で、注意書きがなされないことも出てくると思いますが、このプログラムが最新でない場合ロールアップのダウンロードや導入時に次のような障害が発生する場合があります。

・WinUpの検索に非常に時間がかかる、いつまでも終わらない

・必要なプログラムが落ちてこない、逆に不要なものが落ちてくる

・KB適用に失敗する…など

基本的に手動更新(KB番号を元にスタンドアローンを自分で落としている場合)はサービススタック更新が落ちてきません。また、環境により自動更新でもうまく落ちてこない場合があるようです。

手動更新(KB番号を元にスタンドアローンを自分で落としている場合)の方と自動更新で導入に失敗するという方は、当月分のKB詳細ページ中の「その他の情報を確認し、必要条件などを満たしているかどうか、サービススタックの更新がないかどうか」を確認してくださいね。

KB詳細ページにはそれらの(ダウンロード)リンクやより詳しい情報のリンクなどが設置されています。

 

ダウンロードリンク
毎月のロールアップ全Ver.
(ページでVer.を選択⇒下部のこの更新プログラムの入手方法⇒この更新プログラムのインストール⇒Microsoft Update カタログのリンクと進んでくださいね)

.net全Ver.

 

1809
2019-05 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4494441)
2019 年 5 月 15 日 — KB4494441 (OS ビルド 17763.503)

注:
このリリースには、2019 年 5 月 15 日にリリースされた Microsoft HoloLens (OS ビルド 17763.502) の更新プログラムも含まれています。

マイクロソフトは、この最新の OS ビルドに更新していない Microsoft HoloLens での Windows Update の信頼性向上のために、Windows Update クライアントに直接更新プログラムをリリースします。

 

機能追加および修正
この更新プログラムには、品質の向上が含まれています。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。

スペクター バリアント 2 (CVE-2017-5715) が有効な場合、既定で “Retpoline” を有効にします。 Windows クライアントと Windows Server の資料に記載されているレジストリ設定を使用して、スペクター バリアント 2 の脆弱性に対する以前の OS の保護機能が有効になっていることを確認します (Windows クライアント OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効ですが、Windows Server OS エディションでは既定で無効です)。 “Retpoline” の詳細については、「Mitigating Spectre variant 2 with Retpoline on Windows」(英語情報) を参照してください。
64 ビット (x64) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091、CVE-2018-12126、CVE-2018-12127、CVE-2018-12130)。 レジストリ設定は、Windows クライアントと Windows Server の資料の説明に従って使用してください (Windows クライアント OS エディションと Windows Server OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効です)。
Internet Explorer および Microsoft Edge 用の HTTP Strict Transport Security トップ レベル ドメイン (HSTS TLD) に “uk.gov” を追加します。
仮想ドライブ上の特定の種類の .msi ファイルと .msp ファイルをインストールまたはアンインストールするときに、“エラー 1309” が発生することがある問題を修正します。
Microsoft Visual Studio Simulator が起動しない問題を修正します。
Transmission Control Protocol (TCP) を介したプライマリおよびセカンダリ DNS サーバー間のゾーン転送が失敗することがある問題を修正します。
Windows Management Instrumentation (WMI) プロバイダーが Windows ツール SMI2SMIR.exe を使用している場合、簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) の管理情報ベースの登録に失敗する問題を修正します。
Microsoft Excel で、MS UI Gothic または MS PGothic フォントを使用しているときに、テキスト、レイアウト、またはセルのサイズの幅が予想よりも狭く、または広くなることがある問題を修正します。
Microsoft Edge、Internet Explorer、Microsoft Scripting Engine、Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows Graphics、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows 暗号化、Microsoft JET データベース エンジン、Windows カーネル、Windows Virtualization、Windows Server を対象としたセキュリティ更新プログラム。
以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

Windows Update の機能強化

マイクロソフトは、信頼性向上のために Windows Update クライアントに直接更新プログラムをリリースしました。 Windows Update から自動的に更新プログラムを受け取るように構成されている Windows 10 (Enterprise および Pro エディションを含む) を実行するすべてのデバイスには、デバイスの互換性と Windows Update for Business の延期ポリシーに基づいて、最新の Windows 10 機能更新プログラムが提供されます。 この更新プログラムは、長期的なサービス エディションには適用されません。

 

この更新プログラムの既知の問題
現象
この更新プログラムをインストールした後に、可変のウィンドウ拡張を使用するように構成された Windows 展開サービス (WDS) サーバーから、Preboot Execution Environment (PXE) を使用してデバイスを起動しようとすると問題が発生することがあります。 この問題により、イメージのダウンロード中に WDS サーバーへの接続が中断することがあります。 この問題は、可変のウィンドウ拡張を使用していないクライアントまたはデバイスには影響がありません。

回避策
この問題を緩和するには、次のいずれかのオプションを使用して、WDS サーバー上の可変のウィンドウ拡張を無効にします。

オプション 1:

管理コマンド プロンプトを開き、以下を入力します。

Wdsutil /Set-TransportServer /EnableTftpVariableWindowExtension:No

オプション 2:

Windows 展開サービス UI を使用します。

Windows 管理ツールから Windows 展開サービスを開きます。
サーバーを展開し、WDS サーバーを右クリックします。
プロパティを開き、[TFTP] タブの [可変のウィンドウ拡張を有効にする] をオフにします。
オプション 3:

次のレジストリ値を 0 に設定します。

“HKLM\System\CurrentControlSet\Services\WDSServer\Providers\WDSTFTP\EnableVariableWindowExtension”。

可変のウィンドウ拡張を無効にした後は、WDSServer サービスを再起動します。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

現象
名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

回避策
次のいずれかの操作を行います。

管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。
CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

現象
Microsoft Edge またはその他のユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリケーションから印刷しようとすると、”プリンターに予期しない構成の問題が発生しました。 0x80070007e” というエラーが表示されることがあります。

回避策
Internet Explorer など、他のブラウザーを使用すると、ドキュメントを印刷できます。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

現象
KB4493509 をインストールした後、一部のアジア言語パックがインストールされているデバイスで、”0x800f0982 – PSFX_E_MATCHING_COMPONENT_NOT_FOUND” というエラーが発生することがあります。

回避策
最近追加された言語パックがある場合は、アンインストールして再インストールしてください。 手順については、「Windows 10 で入力および表示の言語設定を管理する」を参照してください。
[更新プログラムの確認] を選択し、2019 年 4 月の累積的な更新プログラムをインストールします。 手順については、「Windows 10 を更新する」を参照してください。
注: 言語パックを再インストールしても問題が緩和されない場合は、次の手順で PC をリセットしてください。

[設定] アプリの [回復] に移動します。
[この PC を初期状態に戻す] 回復オプションの [開始する] を選択します。
[個人用ファイルを保持する] を選択します。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

KB4494441 がデバイスに 2 回インストールされるという報告をお客様からいただいています。

状況によっては、1 つの更新プログラムをインストールするために複数回のダウンロードと再起動手順が必要です。 インストールの 2 つの中間手順が正常に完了すると、[更新履歴を表示する] ページに、インストールが正常に完了したという報告が 2 回表示されます。

お客様が何か操作する必要はありません。 更新プログラムのインストールには時間がかかり、複数回の再起動が必要になることがありますが、中間のインストール手順がすべて完了すると、更新プログラムは正常にインストールされます。

[更新履歴] に最新の累積的な更新プログラム (LCU) のインストールが正しく反映されるように、マイクロソフトではこの更新プログラムのエクスペリエンスの向上に取り組んでいます。

 

2019-05 .NET Framework 3.5、4.7.2 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 10 Version 1809 用) (KB4499405)
2019 年 5 月 15 日 — KB4499405 Windows 10 Version 1809 および Windows Server 2019 用の .NET Framework 3.5、4.7.2、および 4.8 の累積的な更新プログラム

 

今回の記事は以上です。

 

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