【Win10アニバーサリーアップデート】自動アップデートは停止しよう !!!【死亡フラグは避けたい】

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この記事について
目次

概要
事前の用意
アニバーサリーアップデートを保留する手順
様子見後に導入するときの注意点

1週間後に迫った2016/8/2にWindows10アニバーサリーアップデート(Redstone1、RS1とも呼ばれます)が提供されます。それなり以上に作りこんではいるのでしょうが、Win8⇒Win8.1の例をみると障害発生が皆無であるとは考えられません

ところで、Win10は「WinUpが自動・強制であることが時には不都合な点でもある」のですが、今回幸いともいえる働きをするのではないかと考えています。

どういうことかというと、すぐに多数のPCにWinUpが反映されるため3日間程度様子見をすることができれば、ほとんどの障害事例が出尽くすのではないかということです。

そのため、このブログとしては最低3日間の様子見を推奨し、その手順と用意を記事にします。

参考:
MSのwikiの執筆者をしていたころに作成したPDFですが、大型アップデートなどの場合の注意点はWin10でも同様となりますので参考にしてくださいね。

Widows8 から Windows8.1 へのアップデートに失敗する場合の対処方

対象 内容
キーワード Anniversary Update、アニバーサリーアップデート、不具合防止、様子見、自動アップデート、止める、遅らせる
OS/ソフト Windows10
対象読者 Windows10使用者
最終更新日 2016/7/28…やっと書き終わりました…。

更新履歴
2016/7/28…やっと書き終わりました…。
2016/7/27…初版(仮掲載)

 

Windows10レスキューキットの最新Ver.情報

Win10特有の10秒ルールやドライバ不適合によるBSoD、内蔵HDDでまでファイルが消えてしまう問題の解決のほか、最新の機能としてWinUp後の勝手な再起動を防止して自分の指定して時間に再起動させる機能などが追加されています。

【Win10レスキューキット】最新バージョン情報【随時更新】

 

本文

概要

1週間後に迫った2016/8/2にWindows10アニバーサリーアップデート(Redstone1、RS1とも呼ばれます)が提供されます。それなり以上に作りこんではいるのでしょうが、Win8⇒Win8.1の例をみると障害発生が皆無であるとは考えられません

障害が発生しなくても(あくまでこれまでのビルドの変更などに要した時間からの推定ですが)ホームバージョンを使用している場合再起動が強制的に実行されますから、PC使用中に更新が開始され平均1時間30分程度PCが使用できなくなります。また、更新後に再設定の作業なども必要になります。

◎ この仕様は流石にまずいということか、今回のRS1でホームも再起動日時が設定できるように変更されます。

ところで、Win10は「WinUpが自動・強制であることが時には不都合」なのですが、今回幸いともいえる働きをするのではないかと考えています。

どういうことかというと、すぐに多数のPCにWinUpが反映されるため3日間程度様子見をすることができれば、ほとんどの障害事例が出尽くすのではないかということです。

そのため、このブログとしては最低3日間の様子見を推奨し、その手順と用意を記事にします。

出来れば、8/6(土)まで待ち土日の休業など時間的余裕があり、業務に差し支えないタイミングでのアップデートが無難でしょう。

参考:
MSのwikiOSの執筆者をしていたころに作成したPDFですが、大型アップデートなどの場合の注意点はWin10でも同様となりますので参考にしてくださいね。

Widows8 から Windows8.1 へのアップデートに失敗する場合の対処方




事前の用意

必須事項
1)現在のOS Ver.に合わせたシステム修復メディアの用意
たぶん皆さんTH2(Build 10586)になると思いますが、現在使用しているVer.のUSB回復ドライブやインストールメディアの用意をしておいてください。

過去にVistaでVer.の違うシステム修復メディアを使用した場合に不具合が発生しています。初期のメディアしか手元にない場合は必ず更新しておいてください。

2)少なくともファイルのバックアップ(出来ればイメージバックアップも)を作成しておいてください。

3)メーカーPCなどの方でHDDリカバリが使用できなくなるケースが多いです。必ず外部メディア(リカバリーディスクなど)を作成しておいてください。

なお、環境によっては初期のWin10からVer.がアップされたPCでリカバリメディアの作成ができないことがあるようです。この場合はイメージバックアップの作成・保存が必須となります。

4)指紋認証などのデバイスがある場合ソフトウエア上から認証動作の無効化とBIOSからハードの無効化をしておいた方が無難です。(指紋認証などのユーティリティーが後ほど単独で再導入できる場合はいったんアンインストールしておいた方が確実です)

再起動後にログイン不可能となる原因の一つですし、発生した場合には解決策がありません。

5)そのほかにも細かいことはありますが、上記4点は必ず留意してくださいね。

アニバーサリーアップデートを保留する手順

Win10のアップデートを停止する手順は、数パターンありますので以下説明します。自分のできる中で選択して実行しますが3番は少し弱いかと思います。

1)PCの時間をずらしてしまう。
たとえば、2010年などにしてしまいます。Web閲覧などにも障害が出ますのであまりお勧めしませんが、8/2の一日だけ様子を見るなどという個人の方でしたらこの方法でも十分かもしれません。

・タスクバーの時計部分をクリック⇒下側の日付と時刻の設定⇒「時刻を自動的に設定する」を無効にする⇒変更ボタンを押して開くウインドで設定します

時刻の変更

2)WinUpのサービスを停止してしまう。
この方法はWin10ホームではうまくいかないことがあります。

・「Winキー+R」で検索を呼び出し「 services.msc 」と入力しサービスマネージャを開く⇒下側へスクロールし、Windows Updateをダブルクリックし、スタートアップの種類を無効に変更して適用ボタンを押す。

WinUpサービス無効

3)設定の「アップグレードを延期する」にチェックを入れる。
ただし、通常はセキュリティーは更新して新しい機能などの導入を4か月遅延させるのですが、このオプションがRS1の適用時にどのように動作するのかは今のところ不明です。

アップグレードを延期する

参考:
Windows 10 のサービス オプション

4)Windows 10 レスキューキットで設定する。
このソフトを当ブログ経由で使用してくれた方が把握しているだけで600人程度いらっしゃいます。私自身も使用していますし、LFS Ver.が原因の内蔵HDDを含むファイル消失問題や10秒ルールのBSoDの解消など非常に優秀なソフトです。

・Windows10レスキューキットを起動しWindows Updateタイマーを開きます。

WinUpタイマー00001

・プルダウンメニューより停止を選択し適用ボタンを押します。(注意:この機能は元々ホーム用に用意されたものですので「Proで使用する場合はOS標準の日時指定は使用せず自動」にしておいてくださいね。)

WinUpタイマー00003

・さらに、希望する場合はアップデート前に自動的にバックアップするように設定ができます。

WinUpタイマー00004

関連記事:
ソフト開発者さんにインタビューしてみました⇒【Windows 10 】ブルースクリーンエラー0x133, 0x19【10秒ルール問題の解決法は???】

【Win10レスキューキット】最新バージョン情報【随時更新】

様子見後に導入するときの注意点

・様子見中の不具合事例検索方法のコツなど
【Windows 10】問題更新プログラム・ドライバーを 一時的にインストールされないようにするツールの記事を参考に問題が発生したKBをRS1のロールアップの中から除外して適用する、問題の発生源となったソフトをアンインストール後にRS1を適用するなどの初段をとることになるのですが、「どのような問題が発生しているのか」ということが把握できなければどうにもなりません。

もちろん私も【Windows Update 】2016年8月の更新・不具合情報【Windows 10】の記事でもリアルタイムに取り上げていきますが、ご自分でも検索して調べてみてくださいね。

そのうえでコメ欄に情報提供していただけると「とてもうれしいかな」、と思います。

一例ですが、私が定例アップデート後などに実行している方法をあげておきます。
1)MSコミュニティーにログインして検索した場合〇〇日以降などと検索期間の指定ができますので、それを利用して直近の情報を収集します。

2)同様にグーグル検索で検索ツールから期間を指定し、今回アップデーそのものでは「 Windows10、、RS1、アニバーサリーアップデート、8/2、8月2日、不具合、障害、BSoD、ブルースクリーン、青、黒画面、ログインできない、起動しない、ぐるぐる、ログイン画面、そのまま、進まない、いつまでも、終わらない」、ソフトの不具合では「ソフト、アプリ、開かない、開始しない、エクスプローラー、タスクバー、スタート、すぐ、閉じる、表示、フリーズ、固まる」、ネットワーク関連では「Web、インターネット、LAN、つながらない、不安定、み(ら)れない、特定、ページ、サイト、ほかのPC、NAS、ネットワークドライブ、ルータ、モデム、無線、子機」などの組み合わせで検索を実行してみてくださいね。

注:単に私の被害妄想かもしれませんが、どうもMSに批判的なブログなどの順位が低くなっている可能性もある感じがするため、MSに不都合と思われる事項の検索に「MSが運営しているbingの検索」はお勧めしません。

「Windows Update、不具合、7月」などで検索していただけると確認できるのですが、私のブログの場合は、検索エンジンにより「順位が極端に異なる」結果となります。検索エンジンのアルゴリズムに依存しますから仕方がないことでもあるのですが、「ある時期に新館の検索順位が極端に低下した」ように感じています。

上記のキーワードでグーグルなどの検索ではかなり上位(今回だと1位)なのですが、bing検索では旧館ブログはかろうじて検索結果に入ってきますが「新館ははるか圏外」です。

私のほかの方のブログでも同じようなことがある可能性は否定できませんので、「MSやWindows OSに批判的・不都合・否定的な事柄を検索する場合」はbingの検索をお勧めしません。

◎ ご覧のようにヤフー検索(≒グーグル検索)では1位に表示されます。

yahoo

bingでは(一応)旧館の記事が6位と8位に表示されますが、新館の記事は100位以内に表示されません。ここまでの極端な違いがあります…。

bing

・アップ前にできればやっておきたいこと
不具合の発生が少ないようでも「自分に降りかかれば100%の不具合発生率」と同じです。過去に大き目のアップデートの場合に不具合の原因となりやすいことが分かっているものは(多少面倒でも)排除しておくべきでしょう。

◎ RS1導入直前に、これだけはやるべきこと
1)PCの設定は出来る限りデフォルトにもどす。
RAM Diskの使用とISRT(インテルストレージレスポンステクノロジー・同様のストレージチーミング機能も含みます)は絶対に停止してください。

そのほかにシンボリックリンクを使用している場合やユーザーフォルダなどを移動している場合などにも「アップデート後にC:直下にもう一つ特殊フォルダが生成され不具合発生」など不都合が発生するケースがあります。

2)サードパーティのセキュリティーソフトは出来るかぎり(完全)アンインストールし、標準搭載のディフェンダーに変更しておく。

3)iCloudやグーグルドライブなどのクラウドストレージは最低限同期などの機能を止めてください。できれば、いったんアンインストールした状態でRS1を導入することをお勧めします。

同様に、バックアップソフトなどで一定の間隔でファイルの改訂履歴を保存するようにしている場合などにも障害が発生することがあります。一般にPC内のファイルやフォルダをホールド・フックする可能性のあるソフトは問題発生減となります。

4)暗号化ドライブやログインの指紋認証、顔認証などは解除しておいてください。アップデート後に起動しない・ログオン不可能になるなどの重大障害の原因になり、万が一発生した場合は障害の回復が非常に困難です。

5)導入前に変更した部分を導入完了後に戻す場合は一つ一つ戻します。一度に戻すと障害が発生した場合に特定するのが難しくなります。

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概要
事前の用意
アニバーサリーアップデートを保留する手順
様子見後に導入するときの注意点


 

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11 Responses to “【Win10アニバーサリーアップデート】自動アップデートは停止しよう !!!【死亡フラグは避けたい】”

  1. 自分は真っ先にアップデートに突貫するであります!インサイダーなので不意なアップデートでも対応できるすべはあるので。人柱はインサイダーに任せてじっくり慌てずアップデート。これが正解ですね。
    叔父のPCは念のためにフルバックアップを取ってきました。

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  2. メインのデスクトップはあっさり終了。
    でもタブレットは文鎮化しました。
    アップグレードの準備中でのことなのでアップグレードする前に起動不可になるとは。以前は苦も無くUSBブートできたのに今回はインストールメディアですらも起動できず。回復ドライブも全く意味なし。BIOSを最新にあげてあるけど、これかえって障害でてるんじゃないかな。
    BIOSに問題がないもう一方のタブレットは順調にアップグレードが進んでいるんでLenovoの個体の問題。もしかして例の問題BIOS?

  3. デスクトップはWinUp経由。タブレットは手動で入れようとして、容量を空けるためにリフレッシュしてたらおかしくなったので、アップグレード以前の問題。
    もう1台のタブレットは手動で問題なく終了。アップデートでの障害はいまのところないですね。デスクトップの方はInsiderBuildからのアップデートなので、かえって障害もなくすんなり終わったのかも。Facebookでも同様の報告が有りますね。

  4. この障害、Windows10レスキューキット入れておけば問題なかったのにな。入れてある方に障害が出なくて、入れてない方に障害が出るとは。
    回復ドライブが使えないというのも困った状況。バックアップが取ってあっても、起動ができないことにはお話になりませんね。
    走行しているうちに回復できそうな手順を発見。検証に入ります。

  5. ジャミさん、ちょっと確認させてほしいのですが

    Windows10のhomeの場合のwindows update(自動更新)問題について。

    電机本舗さん「Windows10レスキューキット」を使う方法で、windows updateを起因とする「予想外の自爆更新」を、停止状態に置く手法で「当面回避」できる、という理解で大丈夫でしょうか?

    というか、homeを使用中のuser、または、homeを購入する予定のuserにとっては、必須のsoftwareになりますよね。

  6. 少なくとも私の手元では、再起動時間を変更することと、無印でもWinUpサービスを停止することの両方が可能なのを確認済みです、アニバーサリーアップデートにも有効です。

    グループポリシーが使用できない無印で更新を停止できますので再起動ループから脱出できます。

    失敗して再起動⇒LANを切断⇒更新を停止⇒LANに接続

  7. http://n.shop.vector.co.jp/service/catalogue/10rescue/

    これ、1999円+「買い切り」ですよね?(一旦購入すれば、以後の更新料は無いという意味)。

    ❷【グループポリシーが使用できない無印で更新を停止できますので再起動ループから脱出できます】

    これは大きいなあ。homeだと、これ必須のsoftwareと感じますね。例えばですが、パソコン工房的なPCだと、homeのデスクトップを購入した場合、カスタマイズで6000円加算すると、proバージョンに変更できます。でも、電机本舗さんのこれなら1999円ですもんね。

  8. 1ライセンスしか買ってないから1台にしか入れられない。もう1ライセンス買ってればこんな障害からは簡単に回復できたんだろうになぁ。
    やっと起動できるまでにこぎ着けたけど、まだ先は長そう。Lenovoの回答と自力回復、どっちが早いかな。
    ちなみに問題がある状態でアップデートも確認したけどやっぱりだめだ。

  9. 文鎮化したLenovo Yoga Tablet 2 for Windows (851F)ですが、ようやく回復にまでこぎ着けましたよ。この障害対策はかなり自身がついた。(^o^)v
    クリーンインストール状態でRS1のアップグレードアシスタントからアップデートするもシステムチェックはパスしてもすぐに空き容量が足りませんでアップデート不可能。チェックで空き容量OKで、いざ始まると同時に空き容量なしになるのは納得行かないものがある。この機種でクリーンインストールは不可能(TH1までは出来たのに)、とわかったのでこの原因はまだ不明。アップデートは別手段があるのでこれからその検証。このタブレットに代わるものがまだ無いのでこいつはサポートが切れるまでは使い倒す。2年の引取修理延長を申し込まないとね。量販店の保証なんか使いものにならないけど、メーカーの延長保証は絶対に購入するべきだな、とLenovoでは特に思う。

  10. アップデートアシスタントからは失敗というか、インストールさえ出来なかったけど、ISOをダウンロードしてきてマウント。それなら問題なく終了。
    最初からリフレッシュせずISOからアップデートしていれば、な~んも問題なかったんだろうなぁ。

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