【旧館からの移転記事】初自作のお手伝い(その2)

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こちらの記事は自作PCの道楽(旧館)より移転した記事です。

作業の準備

1.作業する周辺をきれいにする。ねじを落としたときなど見つからなくなるのを防ぐ。間違っても、周りに引っかけて倒れるようなものや水物は置かないこと。

2.少し大きめの箱を用意する。ゴミ箱に使う。部品の袋などは組み立てが終わるまでこの箱に入れておき捨てないこと。小さな部品が入ったままになっていたり、windows OS などのシリアルナンバーなど外袋に貼られている場合もある。

また、PC部品は保証や初期不良交換の際箱やレシートが無いとだめなことが多いので捨てないでね(畳んで取っておく)。

3.道具などをそろえたらジーパンとTシャツなど静電気が起きにくい服装なのを確認して石けんなどで手をきれいに洗う。手袋をはめる。

いよいよ組み立て!

ケースをねせた際などに傷がつかないよう木綿などの布を作業台に敷いてね。

1.ケースを箱から出し側板を外す。その後台の上にねせる。M/B本体を慎重に袋から出す。入っていた静電防止袋は次に使用するので取っておく。

2.M/BマニュアルのP15-ステップ6の写真左下に写っている穴が取り付けねじの穴です。M/Bをぶつけたりしないように丁寧にケースに入れ、9個前後ある穴の位置にマジックなどで印をつけます。その場所にのみ6角スペーサーを取り付けます。アースも兼ねているのでこの際やM/B取り付けの際に樹脂製のワッシャー部品はつけません。

前面ファンを外し、写真にあるように加工し再度取り付けておきます。背面ファンは取り外します。ケースはいったんこれで終わりです。

3.作業台に静電防止袋を敷き、その上にM/Bを載せる。マニュアルのP13~14をみてCPUを取り付ける。

4.CWCH-50の箱からバックプレート、リテンション、ねじを取り出す。この際、バックプレートを両面テープで留める様に書いてあるがバックプレートにのみ貼り付けM/Bには貼り付けない。(あとで交換したくなったときにM/Bから外せなくなるため。クッションや絶縁の役割もあるのでバックプレートには貼り付ける。)

5.LGA1366用のバックプレートにリテンションキットをねじが2~3回転廻っただけのゆるゆるの状態に取り付ける。コールドプレートの取り付け時気泡ができたり、がたがたさせると冷えが悪くなるので、この段階できちんと取り付けてしまいます。

はめ込んだら、ねじを対角線に順序よく何度かに分けて締め込みます。 最初から塗ってあるグリスがよく冷えますので、グリス面にゴミを付けたりでこぼこを作らないように慎重にかつ一度で取り付けてください。一度取り付けたら、付け直す場合はグリス塗り直しになります。取り付けたあとは、空気が入らないよう十分気をつけて取り扱ってください。 

6.P16~をみて指定のスロットにメモリを取り付けます。爪をいっぱいに開き、向きに注意してまっすぐ垂直に差し込みます。この際かなり固いことがありますが、切り欠きがあっているなら差し込んでください。

7.通常は、ここでもう少し部品を付けて起動確認するのですが、ケースの外で組む場合にもそれなりの欠点がありますので、今回はこの段階でケースに組み付けます。ケースも広く組み付けしやすいので問題ないと思いますし、配線などを何度か付け外ししたり、電源ピンをショートさせて電源を入れるなどするのを避けるためです。またこのあとは、ケース内に入れてしまった方が破損させにくいということもあります。

8.ケースにIOパネル(裏の端子などがはまる部分)を取り付けます。M/Bの外部出力端子とIOパネルの切りかきが合うようにケースの中に入れます。この際、誰かが手伝ってくれるならCWCH-50のラジエータを引っ張らないように注意して持ってもらうといいでしょう。

 

 1人なら、PCIスロットの部分に折りたたんだタオルなどを敷いてその上において入れると良いと思います。

9.M/Bをスペーサーにねじ止めします。最初に対角に2本ねじを付け軽く締めます。その後すべてのねじを付け均等に締め付けます。ラジエータは傷つかないように保護してケース背面などにガムテープ等で仮に固定しておきます。

10.ケーススイッチ類をM/Bの各端子に取り付けます。順番は、P27-13の配線とビープスピーカー、P26-11PW-LED、P30-16(番号はミスプリと思う)IEEE1394、P30-17USB、P28-14AUDIO、P23-9の4か5にeSATAという順番がが付けやすいと思う。フロントアクセスパネルは5インチベイ最上段が使いやすいと思う。

11.SSD、HDD,光学をインストールします。SSDは同梱の3.5インチマウンタに固定後ケージの一番下、黒キャビアを3段目、流用のHDDは当座つながず上から2段目に入れておくといいでしょう。この時点ではまだ配線はしません。光学は5インチベイの上から2段目推奨です。

12.電源をインストールします。この際、通常は底面から吸気するのですが、設置場所が床面から60cm未満だと埃を吸い込んでアチャ~なことになりますので、その場合裏返しにしてケース内から吸気するようにしてください。12Vが一系統の電源なのであまり気を遣わなくて良いのですが、機器配線はできるだけ均等に振り分けてください。

最初にM/Bの24ピン、8ピンを刺します。そのあと、SSD、HDDに12V1を近い方から順に取り付けます。

光学に12V2を取り付け、12V4ピンコネクタに電源付属のファン用3ピン変換コネクタでCWCH-50のコールドプレートから出ているポンプの電源を取り付けます。(変換コネクタが入っていない場合は、この分とサイドファン2個分を購入してください。1個120円程度です。二股の物もあります。4ピンとSATAの変換コネクタも同様です。付属品は不添付になったり数量が減ったりするので申し訳ないけど事前にはわかりません。)

13.SSD、HDD、光学のSATAまたはIDEケーブルを取り付けます。SSDはできる限りSATAの0番ポートに取り付けてください。ケース前面ファンをSIS_FAN1に取り付けます。

14.取り外した12cmファンをケースサイド上側に取り付けます。(ファン取り付け用のねじが必要です)

この際、正規の12cmファン用取り付け位置だとCWCH-50のラジエータと干渉しますし、水冷化で冷えにくくなるメモリ周りに風を当てる目的とも一致しますので前右下の14cm用ファンの止め穴に合わせてずらしてとりつけます(矢印を確認して、吸気で取り付け)

15.VGAを取り付け補助電源を差し込みます。

16.ケースをねせたままモニタを端子に接続しモニタの電源をいれます。電源に電源コードを取り付けます。キーボードとマウスを取り付けます。ラジエータにファンをテープなどで借り付けし、Cpu_Fanに差し込みます。電源のメインスイッチをオンにします。

17.キーボードを操作できる位置に置き、ラジエータを片手でコールドプレートの上になるように持ったら(ラジエータはそんなに熱くなりません)ケースの電源スイッチを押します。配線等に間違いがなければPCが起動します。(以下正常に起動したとして話を継続します。うまくいっていないと思ったらすぐに電源を切って連絡してください。また、今回は怪しい部品を一切使用していませんのでここでメモリテストはしません。気になるのでしたらOSインストール後でもできますのでそのときにどうぞ。ちなみに12時間程度かかります)

ビープ音がピッと一度だけなり、LEDやファンが一瞬動いて止まったあと動き出したらとりあえず正常です。ファンがすべて回るか確認します。

18.P34の画面が出て来ますのでDELキーを連打してBIOSに進みます。P35のメインメニューが出たら矢印キーでPC Health Statusを選択します。P56の画面が出ますのでCurrent System/CPU/MCH Temperatureをみます。とりあえずシステムが概ね40度程度以下、CPU50度以下、MCH50度以下ならおk。次にCPU/SYSFAN1が正常に廻っているのを点検。温度とCurrent Voltage (V) Vcore / DDR15V / +3.3V / +5V / +12Vを控えておいてください。

19.ここまで正常でしたら、PCをそのままで片手にラジエータを持ったままCWCH-50のコールドプレートを少し左右に回す感じでCPUに押しつけます。温度が上がってグリスが柔らかくなった状態で密着度を上げるのが目的です。5~7回程度クイクイッという感じで(やり過ぎ注意)おk。ここまで来たらCWCH-50の冷却水の中の気泡は全部ラジにあがってきていますので念のためコールドプレートは上から、ホースは横から指で軽くはじいて残りの気泡もラジに追いやります。

終わったら、キーボードのF10を押してYESを選択し、画面がGIGAのロゴに戻ったところで電源を切ります。モニタの電源を切ります。電源のメインスイッチをOFFにしてコードを抜きます。

20.CWCH-50のラジエータを背面に取り付けます。この際、電源をどの向きに取り付けていても、吸排気バランスの点から排気で取り付けます。このケースで、サイド2個が吸気になっている場合、推奨の

吸気で取り付けても最大2~3度しかCPUコアの温度は変わりません。それよりもその他の部品の温度の方が大事です。

21.次に配線をまとめます。うちのPCがケースほか瓜二つの構成なのであまり参考にならないかもしれませんが写真を添付します。

                                      

適当に拡大してみてください。裏は要するに汚くてもいいって感じでやってます。また電源が長いためケースを加工しないと配線を裏にまわせないので仕方なくというのも少々(ケース強度が落ちるので避けている)。要は表のエアフローが良ければおk。余り物で組んでいるので、ちょうど良い長さのケーブルじゃないのも大きいね。

空中配線にしないことと、奥側奥側と配線をまとめるのがコツと思う。

お手本はこの辺でみてね。

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1272939634/

22.最後に裏側側板を閉じ、表側側板のファンを配線して閉めれば組み立て完了、お疲れ様でした~。

以上のような手順になります。わからないことやあれっと思うことがあったら、遠慮しないで訊いてください。ほんの数秒で何万円もする部品がアボ~ンとか、下手をすると一式パーということもあります。

くれぐれも慎重にね。

もし、M君が許可してくれれば、今回の組み立てや途中で困ったことなど見積もりスレのWikiも過疎っているから、個人が特定できないように載せてみたい気もしています。自作初心者の助けになる気がしています。

組み上がったあとのBIOS設定以後は次回送ります。

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