【WinUp個別】2023年5月第2週のKB配信【2023/5/11】

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2023年5月第2週の配信(B配信)情報です。

各OSごとの情報提供種類

手元にWin11(21H2)とWin10(21H2)の実機機材がなくなったため、KB配信情報は以下の内容になります。

また、サポート終了に付きWin8.1のKB配信情報を終了しました。

OS・バージョン 情報提供しているKBの種類
Win11(22H2) AMD CPUの手元実機へ実際に配信されたKBの情報
Win11(21H2) MSページに記載されたロールアップ(含むプレビュー)
Win10(22H2) Intel CPUの手元実機へ実際に配信されたKBの情報

 2023年4月より、net フレームワークのKB情報は割愛します。

対象 内容
キーワード Windows、KB、定例配信、不具合、障害、Update、アップデート

アップグレード

OS/ソフト Windows、10、11
対象読者 Windows Update関連情報を求める方

 

今回の注意点

・今のところ特にありませんが、既知の不具合には留意してください。

・機材の関係なのか、落ちてこないKBがあったり、配信開始時点で落ちてこずにしばらく時間が経過した後にKBが落ちてくる場合があります。

【WinUp個別】WinUpの確認で落ちてこないKBがある?【2021/1/15】

2023年6月にかけての留意点など

2023年6月にかけて、IE11の完全終了(Win10より自動的に削除予定)・Win10(21H2)のサポート終了です。

その件に加えて、手元のハイパーVにて「ディスクの自動デフラグが勝手に有効化されていた」ということが有りましたので注意喚起します。

IE11の完全終了とデータの移行

現状、Win10では2022/6/16でサポートが終了しています。サポート終了後に使用していなかったり、WinUp完了後に起動しようとすると現状の動作は以下のようになります。

(WinUp後などに再度このような動作になる場合もありますが)この時点でIE11を閉じると次回からはIE11ではなくEdgeが開くようになります。

1)いったんIE11のウインドが開きかけるが画面が暗転しEdgeに移行しましたという画面が出て移行を促される。

2)続行するとEdgeが開き、IEモードの紹介などが表示される。

3)edgeを閉じるとIEが開き、すべての閲覧データなどをedgeで保持できる(IEからEdgeに移行できる)旨が表示される。

4)ここでIEを一度閉じると、次回からはIEは開かずEdgeが開きます

閉じてしまわないで、指示に従ってIE11の閲覧履歴や保存されているパスワードなどを移行してください。

5)すでにIEを開こうとしてもEdgeが開いてしまう状態の方は、ビッグローブさんのサポートページを参考にして「Edgeを使ってIEのデータをインポートする場合」の操作を行ってくださいね。

Win10(21H2)のサポート終了

Win10(21H2)は2023年6月のWinUp提供を最後にサポートが終了します。データのバックアップなどの準備を済ませて早めに22H2にアップグレードしてくださいね。

重要

なお、アップグレード前にKB5012170(セキュアブート関連)が適用済みかどうかを必ず確認してください。

理由:

KB5012170(セキュアブート関連)が適用済みでない場合に稀ではありますが次のような不具合が発生する場合があります。

・アップグレード終了後にビットロッカーの回復キーを求まられる状態になることがある。

参考:【WinUp個別】ビットロッカーとパスワード【最も厄介な障害】

・22H2へのアップグレードに失敗し、21H2にロールバックされる。

・アップグレードに失敗し、OSクラッシュする。

適用に失敗している場合には、PCベンダーまたはM/Bベンダーのサポートページで最新のBIOSを探して適用してください。(現行OS用のBIOSがない場合もあるのですが、その場合でもできる限り最新のものにします)

その後、KB5012170をあらためて適用してください。

うまく行けばよいのですが、それでもだめな場合は「システムとデータのバックアップを作成・一旦ビットロッカーを設定し回復キーを取得しておく」などの対策を完了後にアップグレードを開始するようにしてください。

なお、完全な対応策ではありませんが、古いBIOSしか用意されていない場合は予めUEFI(BIOS)でセキュリティーを無効にし、その後「デバイスマネージャーからセキュリティーチップを無効化しておく」という手段が有効な場合があります。

セキュリティーチップが実際に搭載されている場合は「右クリックから無効化」します。

仮想セキュリテーチップの場合は「右クリックからデバイスのアンインストール」をします。

ハイパーVのディスクの自動デフラグ

これは環境次第ということもあり、私の手元での話であることを予めいい置きます。

私の手元のハイパーV環境では、仮想ハードディスクがSSD上に置かれていてもストレージはHDDと表示されます。

この状態で確認すると自動デフラグが有効な状態です。そのため、設定で自動デフラグを無効化しています。

たまたま本日確認すると「自動デフラグ有効」(デフォルト)に設定がリセットされていました。例によって、どこかのWinUpで各種設定(の一部)がリセットされていたのだと思います。

ハイパーVを利用している方は確認してみてくださいね。

OS・Ver.毎のKB配信

OS・Ver.毎のKB配信情報です。

Windows OS 10/11の記事に載っていない各Ver.の重要な更新は以下で確認してくださいね。

Windows 11 の更新履歴

Windows 10 の更新履歴

 

Win11/10の既知の問題

Windows10/11の既知の問題の詳細は、以下のリンク先で確認してくださいね。

当ページに貼り付けた状態では、少々見にくく、テキスト内のリンクをすべて貼るのが困難でもあるため、今月より変更しますのでご了承ください。


Win10(旧Ver.)とWin11の累積の既知の不具合や解決方法は以下のページの左側のメニューから自分が確認したいVer.を選択して見てくださいね。

Windows のリリースの正常性・Windows10/11各バージョンの更新履歴・既知の不具合など

1)上記リンクからページを開く。

2)ページ左側のタブで目的の項目を選択する

3)目的のページが開いたら閲覧する

なお、画像の上部に羂索窓が設置されていますのでこちらも活用してくださいね。

 

Win11(22H2)

ダウンロードリンク
ロール:KB5026372

2023-05 Cumulative Update for Windows 11 Version 22H2 for x64-based Systems (KB5026372)

2023 年 5 月 9 日 — KB5026372 (OS ビルド 22621.1702)

ハイライト
新機能! この更新プログラムは、[設定] > Windows Update ページに新しいトグル コントロールを追加します。 オンにすると、お使いのデバイスで利用可能な最新のセキュリティ以外の更新プログラムと拡張機能を取得するために、デバイスの優先順位が設定されます。 マネージド デバイスの場合、トグルは既定で無効になっています。 詳細については、「デバイスで 利用可能になるとすぐに Windows 更新プログラムを入手する」を参照してください。

この更新プログラムは、Windows オペレーティング システムのセキュリティの問題に対処します。

既知の問題

Windows 11、バージョン 22H2 の既知の問題と通知

Win11(21H2)

ダウンロードリンク
ロール:KB5026368

2023-05 Cumulative Update for Windows 11 for x64-based Systems (KB5026368)

2023 年 5 月 9 日 — KB5026368 (OS ビルド 22000.1936)

主な内容

この更新プログラムは、Windows ローカル管理者パスワード ソリューション (LAPS) の競合状態に対処します。 ローカル セキュリティ機関サブシステム サービス (LSASS) が応答を停止する可能性があります。 これは、システムが複数のローカル アカウント操作を同時に処理するときに発生します。 アクセス違反のエラー コードが0xc0000005。

既知の問題

Windows 11、バージョン 21H2 の既知の問題と通知

Win10(22H2・21H2)

ダウンロードリンク
ロール:KB5026361

2023-05 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5026361)

2023 年 5 月 9 日 — KB5026361 (OS ビルド 19042.2965、19044.2965、19045.2965)

サービススタック更新が含まれています。

主な内容

この更新プログラムは、Windows ローカル管理者パスワード ソリューション (LAPS) の競合状態に対処します。 ローカル セキュリティ機関サブシステム サービス (LSASS) が応答を停止する可能性があります。 これは、システムが複数のローカル アカウント操作を同時に処理するときに発生します。 アクセス違反のエラー コードが0xc0000005。

既知の問題

Windows 10 バージョン 22H2

Windows 10 バージョン 21H2

悪意

ダウンロードリンク
悪意:KB890830

悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – v5.113 (KB890830)

各OS共通

ダウンロードリンク
正常性ツール:KB4023057

KB4023057: 正常性ツールの更新 — Windows Update サービス コンポーネント

毎度おなじみのやつです。環境により落ちてくるPCと落ちてこないPCがあります。無理に導入する必要はありません。

 

今回の記事は以上です。

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