【WinUp個別】2019年9月の第一定例日KB配信【2019/9/24】

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この記事について

大変遅くなりましたが、2019年9月の第一定例日のKB配信情報です。

WordPressの管理画面にログインはできるのですが、新規記事の作成や編集などがまったくできなくなり、結局はバックアップからリストアということになりました…。乗っ取りなどではなかったようですが、管理者検眼がなくなってしまったような状態になり、原因は不明のままです…。

なお、Win7/8.1の第二定例日の配信はありませんでした。

 

緊急
2019年9月24日、MicrosoftはInternet Explorer 11に存在する、『リモートでコードが実行される脆弱性』(CVE-2019-1367)を修正したセキュリティパッチを緊急公開したとのことです。

今のところ自動更新では配信されず、手動での更新となります。

詳細は、ニッチゲーマーさんの記事「【アプデ/7/8.1/10】 Internet Explorer 11にリモートコード実行の脆弱性(CVE-2019-1367)。修正パッチを緊急公開」をご覧ください。

 

目次

すべてのKB一括

悪意

Adobeフラッシュ

Win7系

Win8.1系

Win10系

 

対象 内容
キーワード Windows、KB、定例配信
OS/ソフト Windows、Update、7、8.1、10
対象読者 Windows Update関連情報を求める方

 

すべてのKB一括

ダウンロードリンク
2019/09月分の抽出

 

Webページが開いたのちに最終更新日時でソートしてください。「2019/08」以上の条件を追加するとサイトの仕様なのかKBがありませんになってしまう場合があるのが弱点です。

セキュリティーのみの更新を探す場合やドライバーの更新が来ていないか、1803以前の更新を確認するなどの場合に利用してくださいね。

悪意

ダウンロードリンク
N/A

今月は無いようです。

 

Adobeフラッシュ(Win8.1/10)

ダウンロードリンク
KB4516115

2019-09 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1903 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応) (KB4516115)
Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム: 2019 年 9 月 11 日

Win8.1/10共通です。Win7の方はAdobeページで手動更新となります。

 

Win7系

KB4516065(ロール)

KB4474419(セキュリティー・SHA-2)

KB4514602(.netロール)

KB4516665(サービススタック・ページ無し)

KB4497410(.net言語パック)

注:今回のWin7の更新ではKB4516665(サービススタック)の先入れは問題発生原因となるようです。手動更新の場合は、(落ちてくる方とこない方がいるようですが)KB4497410(.net言語パック)以外の更新をすべて先に適用し、その後にKB4516665(サービススタック)⇒KB4497410(.net言語パック)という順番で導入してください。

 

2019-09 x64 ベース システム用 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4516065)
2019 年 9 月 11 日 – KB4516065 (マンスリー ロールアップ)
東芝ダイナブックで機種固有の不具合が発生します。

機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、更新プログラム KB4512514 (2019 年 8 月 18 日リリース) に同梱されている品質の向上と修正プログラムが含まれています。以下の問題も修正します。

32 ビット (x86) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091、 CVE-2018-12126、CVE-2018-12127、CVE-2018-12130)。 Windows クライアントおよび Windows Server 向け資料に記載されているレジストリ設定を使用してください (Windows クライアント OS エディションと Windows Server OS エディションでは、これらのレジストリ設定は既定で有効です。)
Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows Input および Composition、Windows Media、Windows Fundamentals、Windows カーネル、Windows Authentication、Windows Datacenter Networking、Windows ストレージおよびファイルシステム、Microsoft JET データベース エンジン、Windows Server、および Microsoft Scripting Engine のセキュリティ更新プログラム。
解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

 

この更新プログラムの既知の問題
現象
KB4507437 (マンスリー ロールアップのプレビュー) または KB4511872 (Internet Explorer の累積的な更新プログラム) 以降をインストールした後、Internet Explorer 11 の VBScript は既定で無効になります。 ただし、状況によっては、VBScript が想定どおりに無効にならない場合があります。

回避策
この問題を緩和するには、次の手順を実行します。

Internet Explorer 11 で [ツール] アイコンを選択するか、キーボードの Alt キーを押しながら X キーを押してメニューを表示します。
[インターネット オプション] を選択します。
[セキュリティ] タブを選択します。
[セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください] フィールドで [インターネット] アイコンを選択します。
[既定のレベル] ボタンを選択します。
[OK] ボタンを選択して設定を受け入れ、ダイアログを閉じます。
Internet Explorer 11 を閉じます。 次の起動時から、VBScript は無効になります。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

現象
この更新プログラムをインストールすると、Toshiba Qosmio AV Center を起動時または使用時にエラーを受信することがあります。 cryptnet.dll に関連するイベント ログのエラーを受信することもあります。

回避策
マイクロソフトは Dynabook とともにこの問題に取り組んでおり、9 月後半に解決策を提供できる見込みです。

2019-09 x64 ベース システム用 Windows 7 のセキュリティ更新プログラム (KB4474419)
Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows Server 2008 で SHA-2 コード署名をサポートするための更新プログラム: 2019 年 9 月 11 日

 

2019-09 Windows 7 および Server 2008 R2 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5.1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4514602)
Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用の .NET Framework 3.5.1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4514602)

 

KB4516665
WinUpカタログページはありません。

 

Windows 7 および Server 2008 R2 用 Microsoft .NET Framework 4.8 言語パック (KB4497410)
Windows の Microsoft.NET Framework 4.8 言語パック (オフラインのインストーラー)

 

Win8.1系

ダウンロードリンク
KB4516067(ロール)

KB4514604(.netロール)

2019-09 x64 ベース システム用 Windows 8.1 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4516067)
2019 年 9 月 11 日 — KB4516067 (マンスリー ロールアップ)

機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムには、更新プログラム KB4512478 (2019 年 8 月 18 日リリース) に同梱されている品質の向上と修正プログラムが含まれています。以下の問題も修正します。

32 ビット (x86) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091、CVE-2018-12126、CVE-2018-12127、CVE-2018-12130)。 Windows クライアントおよび Windows Server 向け資料に記載されているレジストリ設定を使用してください (Windows クライアント OS エディションと Windows Server OS エディションでは、これらのレジストリ設定が既定で有効になっています)。
Microsoft Scripting Engine、Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows カーネル、Windows Input および Composition、Windows Media、Windows Fundamentals、Windows Authentication、Windows Datacenter Networking、Windows ストレージおよびファイルシステム、Microsoft JET データベース エンジン、Windows Server のセキュリティ更新プログラム。
解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

 

この更新プログラムの既知の問題
現象
名前の変更など、クラスター共有ボリューム (CSV) 上のファイルまたはフォルダーに対して実行する操作によっては、“STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)” というエラーで失敗する場合があります。 このエラーは、管理者特権を持たないプロセスから CSV 所有者ノードに対して操作を実行したときに発生します。

回避策
以下のいずれかの手順を実行します。

管理者特権を持つプロセスから操作を実行する。
CSV 所有権を持たないノードから操作を実行する。
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

現象
Windows 8.1 RT デバイスにこの更新プログラムをインストールすると、Internet Explorer 11 が開かなくなり、エラー “C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe: A certificate was explicitly revoked by its issuer.” が表示されることがあります。

回避策
マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

2019-09 Windows 8.1 および Server 2012 R2 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4514604)
Windows 8.1、Windows RT 8.1、および Windows Server 2012 R2 用の .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4514604)

 

Win10系


サービススタック更新プログラムについて

WinUpの検索時にロールアップ中の必要なものだけを導入する仕組みに使われるものです。最近特にWin10でWinUp時のトラブルのもとになっているようです。

今後の記事で、注意書きがなされないことも出てくると思いますが、このプログラムが最新でない場合ロールアップのダウンロードや導入時に次のような障害が発生する場合があります。

・WinUpの検索に非常に時間がかかる、いつまでも終わらない

・必要なプログラムが落ちてこない、逆に不要なものが落ちてくる

・KB適用に失敗する…など

基本的に手動更新(KB番号を元にスタンドアローンを自分で落としている場合)はサービススタック更新が落ちてきません。また、環境により自動更新でもうまく落ちてこない場合があるようです。

手動更新(KB番号を元にスタンドアローンを自分で落としている場合)の方と自動更新で導入に失敗するという方は、当月分のKB詳細ページ中の「その他の情報を確認し、必要条件などを満たしているかどうか、サービススタックの更新がないかどうか」を確認してくださいね。

KB詳細ページにはそれらの(ダウンロード)リンクやより詳しい情報のリンクなどが設置されています。

 

注:一部のPCで発生する、ロールアップ適用後の真っ黒画面は解消されていません。

 

ダウンロードリンク
毎月のロールアップ全Ver.
(ページでVer.を選択⇒下部のこの更新プログラムの入手方法⇒この更新プログラムのインストール⇒Microsoft Update カタログのリンクと進んでくださいね)

 

1809
KB4514601(.net)

KB4512578(ロール)

 

2019-09 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4512578)
2019 年 9 月 11 日 — KB4512578 (OS ビルド 17763.737)
この更新プログラムの既知の問題が6個あります。煩雑になりますのでMSページで見てくださいね。

 

2019-09 .NET Framework 3.5、4.7.2 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 10 Version 1809 用) (KB4514601)
2019 年 9 月 11 日 — KB4514601 Windows 10 Version 1809 および Windows Server 2019 用の .NET Framework 3.5、4.7.2、および 4.8 の累積的な更新プログラム

 

1903
KB4514359(.net)

KB4515384(ロール)

 

 

1903のロールKB4515384を適用すると一部環境でスタートメニューが開かなくなったり、タスクバーのサーチが正常に機能しなくなるという不具合が発生しているようです。

ところが、原因は不明とのこと…。

今のところ、放置するしかないようです。

 

2019-09 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 10 Version 1903 用) (KB4514359)
2019 年 9 月 11 日 – KB4514359 Windows 10 Version 1903 用の .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム

 

2019-09 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1903 の累積更新プログラム (KB4515384)
2019 年 9 月 11 日 — KB4515384 (OS ビルド 18362.356)

注目点
Internet Explorer、Microsoft Edge、ネットワーク テクノロジ、および入力デバイス (マウス、キーボード、スタイラスなど) を使用する場合のセキュリティを改善する更新プログラム。
ユーザー名およびパスワードの検証に関する更新
ファイルの保存と管理に関する更新

 

機能追加および修正
このセキュリティ更新プログラムでは、品質が強化されました。 主要な変更点としては、次のようなものがあります。

32 ビット (x86) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091、CVE-2018-12126、CVE-2018-12127、CVE-2018-12130)。 Windows クライアントおよび Windows Server 向け資料に記載されているレジストリ設定を使用してください (Windows クライアント OS エディションと Windows Server OS エディションでは、これらのレジストリ設定が既定で有効になっています)。
少数のお客様で発生している SearchUI.exe の CPU 使用率が高くなる問題を修正します。 この問題は、Windows デスクトップ検索を使用した Web の検索を無効にしているデバイスでのみ発生します。
Microsoft Edge、Internet Explorer、Microsoft Scripting Engine、Windows アプリ プラットフォームおよびフレームワーク、Windows Input および Composition、Windows Media、Windows Fundamentals、Windows Authentication、Windows 暗号化、Windows Datacenter Networking、Windows ストレージおよびファイルシステム、Windows ワイヤレス ネットワーク、Microsoft JET データベース エンジン、Windows カーネル、Windows Virtualization、Windows Server のセキュリティ更新プログラム。
以前の更新プログラムをインストールした場合は、このパッケージに含まれている新しい修正のみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。

解決したセキュリティの脆弱性の詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参照してください。

Windows Update の機能強化

マイクロソフトは、信頼性を向上するために、Windows Update クライアントに更新プログラムを直接リリースしました。 Windows Update から自動的に更新プログラムを受け取るように構成されている Windows 10 (Enterprise および Pro エディションを含む) を実行するすべてのデバイスには、デバイスの互換性と Windows Update for Business の延期ポリシーに基づいて、最新の Windows 10 機能更新プログラムが提供されます。 この更新プログラムは、長期的なサービス エディションには適用されません。

 

この更新プログラムの既知の問題
現象
この更新プログラムをインストールすると、特定のゲームのオーディオが予想以上に静かになると報告を受けています。 一部のオーディオ パートナーの要請に応じて、特定のゲームがサポートを検索し、マルチチャンネル オーディオをレンダリングできるようにした互換性変更を実装しました。 お客様からのフィードバックにより、一部のゲームと一部のデバイスが適切にマルチチャンネル オーディオをレンダリングしていないため、この変更を元に戻します。 これにより、ゲームのサウンドが聞き慣れたものとは違って聞こえることがあります。また、チャンネルが見つからないことがあります。

回避策
この問題を緩和するために、影響を受けるゲームの設定を開き、マルチチャンネル オーディオのオプションがある場合は、このオプションを無効にします。 Windows コントロール パネルでサードパーティ製オーディオ デバイスのコントロール パネルを検索し、マルチチャンネル オーディオか仮想サラウンド サウンドのオプションがある場合は、このオプションを無効にします。

マイクロソフトは解決策に取り組んでおり、9 月後半に解決策を提供できる見込みです。

 

現象
一部の入力方式エディター (IME) が応答しなくなるか、CPU 使用率が高くなることがあります。 影響を受ける IME は、Changjie/Quick キーボードを使用する簡体中国語 (ChsIME.EXE) と繁体中国語 (ChtIME.EXE) です。

回避策
この問題を緩和するには、以下の手順を実行します。

[スタート] ボタンを選択し、「“services”」と入力します。
サービス アプリを開き、[Touch Keyboard and Handwriting Panel Service] を検索します。
[Touch Keyboard and Handwriting Panel Service] をダブルクリックし、[プロパティ] を選択します。
[スタートアップの種類] を [手動] に変更します。
[OK] を選択します。
TabletInputService サービスが既定の構成になり、IME が適切に機能するはずです。

マイクロソフトは解決方法に取り組んでおり、今後のリリースで更新プログラムを提供します。

 

今回の記事は以上です。

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