【WinUp個別】隠れ脳梗塞???ひそかに進行・・・Win10(1903/1909)で不具合結構発生中【2020/3/16】

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この記事は、手元のPCで発生したWinUp後の表面に現れる挙動から推測したことを書いた推定の記事です。

 

この記事について


今のところ一部のPCということになっていて、少数とされていますが「意外と広範囲に気が付きにくいWinUp適用失敗」がはびこっているのかもしれません。

目に見えるWinUp失敗が多いためか、最近は毎月のようにサービススタックの更新が公開され、今月も1903/1909には配信されました。

うがった見方をすると、MS側は「問題があること」に気が付いていて、例によってひそかに修正しているのかもしれません。

今のところは「極一部のPC」でエクスプローラーやハイパーV、音声やネットワーク、ストレージの使用率100%、動作が重い、BSoD、シャットダウンや再起動に時間がかかるまたは終わらないなどの発生があるとなっているのですが、どの様なPC環境で不具合が発生するのかは不明です。

 

私の手元の不具合が発生したPCの挙動を見ていると、

・なんとなくPCの動作が重い

・シャットダウンや再起動の時間が長くなった気がする

・ハイパーVなどの機能は利用(有効化)していない

「実は障害が発生していても、この程度の軽微なことしか発生していないため、気が付かないでいる方」ももしかすると多いかもという感じです。

また、私の手元では目に見える不具合が2月末のロールアップから発生し始めました。3月第一定例で配信されたKB4540673の翌13日に「SMBv3の脆弱性を修正」を主目的とし、ロールアップの修正/置き換えという形で配信されたKB4551762では「配信直後から、適用失敗・ハイパーVの動作がおかしい・勝手に再起動を繰り返す」などの不具合が報告され、それなりの頻度で発生するようになっています。

私の手元の例で行くと、一度発生したPCではその後のロールアップタイプの更新後は繰り返し発生することになると思います。

WinUp適用前に、少なくとも明示的に復元ポイントを手動で作成しておく、できればシステムのイメージバックアップを取得しておく、忘れないでやっておいてくださいね。

 

隠れ脳梗塞・・・疑いの内容

今回の不具合が発生すると、原因になった「2月末のKB4537818とKB4535996、3月第一定例日のKB4540673、翌日に配布されたKB4551762」をコントロールパネルからの操作でアンインストールできない場合があります。(サービススタックなどいったん導入すると削除できないKBもあります)

復元ポイントがある場合はシステムの復元で対応することになりますが、私のメイン機では復元操作が完了するまでに約35分というマシンスペックからするとちょっと考えられないほど長い時間を要しました。

一応は回復したものの気持ちが悪いので、アクロニストゥルーイメージで差分保存してあるイメージで書き戻しを行いました。(システムの復元自体、失敗もありますし常用することはお勧めしません)

なお、(すべての方に当てはまるとは限りませんが)手元のPCではKB導入の事前にmsconfigからMS以外のサービスを全て停止したのちにKBを導入すると正常に導入が可能で不具合は発生しないように見えます。

ただし、次のロールを導入しようとして停止操作をしないで新たなロールを適用すると再度不具合が発生しますので、毎回KBKB導入前にMS以外のサービスを停止した状態にした方がよさそうです…。

 

1)元にした現象と疑った経緯

2)導入が必要な場合に注意すること・障害発生を少しでも予防する手段

 

1)元にした現象と疑った経緯
2/29日に様子見をしていたKB4535996(ロール)をハイパーV上の1903に導入した。再起動の動作が完了せずハイパーVの操作パネルからの操作によるシャットダウンなどもできなくなった。

これはまずいかもと考えつつ、実機ではどうなるかを試すことにした。手動で復元ポイントを作成し、導入前時点のシステムイメージを取得後にKB4535996(ロール)を適用した。

妙に時間がかかったが、再起動が必要のダイアログまで言ったので再起動操作。結果、30分ほど待っても再起動していますの画面のままなので強制終了。

再度電源投入をしたところ一応立ち上がった。(この間更新を適用しています、Windowsの構成中などの表示は出なかった)

Win10の設定・エクスプローラーなどの動作不良、ハイパーVを立ち上げると仮想ディスクを置いたSSDが100%のままになる、全体にPCの動作が重い・プチフリするなどの状態が発生。

コントロールパネルの更新プログラムの履歴にKB4535996が表示されているのだが、アンインストールは動作しない(KBを選択してもアンインストールが表示されない)。

仕方がないのでシステムの復元で手動で作成しておいた復元ポイントに復元操作。(この時は20分ぐらいかかった)一応回復し、発生していた障害は収まったがハイパーVは結局ダウンしたままになった。

注:PCが起動しない・・・BSoD状態など回復環境から復元を実行したり、KBを削除する場合は管理者権限を持つユーザーの正規のパスワードが必要です。普段PINでログインしているなど、正規の輪酢ワードを忘れていると操作ができません。アナログですが手帳などに書き留めておくなど、忘れないようにしておきましょう。

ハイパーVの問題もあるし、気持ちが悪いのでバックアップからリストア。

・検証のため、再度KB4535996を適用。再起動すると無事立ち上がった形。しかしながら、再起動中に「更新を適用しています、Windowsの構成中などの表示は出ない」ので点検。

結果的に、「ハイパーVのSSD使用率100%・エクスプローラーの検索ができない・動作が重い・KBのアンインストール不可能」などの問題が判明。

またまたバックアップからリストア。今度はマカフィーをアンインストール(実際にはサービスを止まればアンインストールは不要だった)、msconfigからMS以外のサービスをすべて停止してKB4535996を導入。

これはきちんと成功し、不具合も発生しなかった。

この手元PCでは「3月第一定例日のKB4540673、翌日に配布されたKB4551762」の適用時も全く同じような状態が発生。このケースでもMS以外のサービスを全て停止しないと正常にKBを導入できない。

推定される発生原因

ハイパーV用のストレージ(増設のジャミコンSATAポートに接続)の使用率100%が目立っていましたが、実際にはそのほかのストレージ(M/Bのチップセット)でもプチフリが発生していました。

アプリ・ドライバ・UEFIコントロールなどを含めて今のところ原因の特定はかなり難しい気がします。

原因というべきなのか結果というべきなのか定かではないのですが、「WinUpが完了したように見えても、実は再起動が必要と表示された状態のままKB導入が完了しない」ということが一因になって様々な障害を引き起こしているのではないか」、現時点ではそう考える以外ない気がします。

なお、私の手元ではAMD CPUの機材でだけ障害が発生しました。(Intelで発生しないということではありません。参考情報です)

 

2)導入が必要な場合に注意すること・障害発生を少しでも予防する手段

あまり気にならないような軽い症状でも、障害が発生した手元のPCでは「コントロールパネルからKBの削除ができない」状態になっていました。

「2月末のKB4537818とKB4535996、3月第一定例日のKB4540673、翌日に配布されたKB4551762」をプログラムの追加と削除で表示し、選択してもアンインストールが表示されない場合は、隠れ脳梗塞・・・ひそかなKBインストール失敗となっている可能性が高いです。

確認してみてくださいね。

 

少なくとも手動で明示的に復元ポイントを作成してからKBを適用する。できればシステムイメージを取得しておく方が望ましい。

システム構成(msconfig)のサービスタブでMSのサービスを隠すにチェックを入れ、MS以外のサービスをすべて停止⇒再起動してサービス停止状態でKBを導入する。

MS側の対応がなされるまで待つ。

 

いずれかの対応をお勧めします。

いつも言いますが、障害の発生率が低くても「自分のPCで発生したらある意味障害発生率100%です。くれぐれも留意してくださいね。

 

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