【WinUp個別】Windows 11がインストール可能な具体的条件【2021/6/29】

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この記事は、2021年6月29日現在のWin11インストール要件と正式提供開始時までに予想されるインストール要件の変更についての考察の記事です。

また、要件確認等のツール、要件を満たすために利用可能と考えられるツールなども紹介します。

なお、今回の記事では落とし穴的な要件部分なども解説します。

 

検証用に用意した手元環境

【CPU】Ryzen 5 2600無印(6コア12スレッド)

【メモリ】16GB

【M/B】ASUS B450M-PLUS GAMING

【セキュリティーチップ】AMD PSP 3.0 Device(ファームウエアTPM利用可能)

【VGA】AMD HD6850(あえて古い部品で試してしています)

【システムストレージ】プレクスター PX-256M8PeG-08 M-2接続(GTP)

【OS】Windows10 Prox64 (21H1)

*互換性確保のため、検証機はCSM有効・セキュアブート無効になっています。

 

追加記事:

 

インストール要件

まずは、6/29朝の時点のインストール要件です。

Windows 11 のシステム要件、機能、デバイスの要件について

ハードウエア要件/仕様の最小要件


これらは Windows 11 を PC にインストールするための基本要件です。お使いのデバイスがこれらの要件を満たしていないと、 Windows 11 をインストールできません。その場合は、新しい PC の購入をご検討ください。お使いの PC がこれらの要件を満たすかどうかわからない場合は、PC の OEM で確認するか、お使いの PC が Windows 10 を実行している場合は、PC 正常性チェック アプリで互換性を確認できます。

プロセッサ: 1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)
RAM: 4 ギガバイト (GB)
ストレージ: 64 GB 以上の記憶装置

注意: 詳細は下記の「Windows 11 を最新状態に維持するために必要な空き領域についての詳細情報」をご覧ください。

システム ファームウェア: UEFI、セキュア ブート対応
TPM: トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
グラフィックス カード: DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応
ディスプレイ: 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ
インターネット接続と Microsoft アカウント: Windows 11 Home Edition を初めて使用するとき、デバイスのセットアップを完了するには、インターネット接続とMicrosoft アカウントが必要です。

Windows 11 Home の S モードを解除する場合もインターネット接続が必要です。S モードの詳細はこちらをご覧ください

すべての Windows 11 Edition について、更新プログラムのインストールや一部の機能のダウンロードと使用にはインターネット アクセスが必要です。

今後長期的には、更新のために追加要件が発生したり、オペレーティング システムの特定の機能をオンにするための要件が出てくる可能性があります。

 

要件チェックツール

PC 正常性チェック アプリ

WhyNotWin11

ダイレクトX診断ツール(検索またはファイル名を指定して実行で「dxdiag」呼び出し。参考ページ:DirectX 診断ツールを使用して DirectX のバージョンを調べる方法

セキュアブート構成の確認(コマンドプロンプトを管理者として実行⇒コマンドを実行「  msinfo32 」。参考ページ:セキュア ブートが有効になっている Windows 10 デバイスが Intune で非準拠として表示される

 

実際の具体的なインストール要件はどうなっているのか

チェックをしてみるとインストール/アップグレード不可という結果の方も多いと思います。

私の用意した検証環境の結果を見てみましょう。

 

検証環境の結果

PC 正常性チェック アプリ

WhyNotWin11

ダイレクトX診断ツール

セキュアブート構成の確認

 

ということで、CPUは不明、グラボとTPMがダメダメという結果でした。

 

現時点で判明している実際の具体的な条件

謎にWin11のインストール/アップグレードができないという結果の方も多いのかと思います。
実際のところ判明している条件は以下になりますので参考にしてくださいね。
なお、一言でいうと「概ね2017年以降発売のパーツで構成されたPC」というのが最低限の条件となります。
2021/6/29朝現在の要件です
プロセッサ:

*落とし穴あり

・ARMに関しては不明。

・Intelで確実なのは第8世代(CoffeeLake以降)

・AMDはRyzen 2000以降。

・x64対応のCPUであること。

RAM: 4 ギガバイト (GB)となっているが、8GB以上が頻繁にメモリスワップを発生させないための搭載量。
ストレージ: 「64 GB 以上の記憶装置・注意: 詳細は下記の「Windows 11 を最新状態に維持するために必要な空き領域についての詳細情報」をご覧ください。」となっているが、できれば128GB以上のストレージかつGTP。
システム ファームウェア: 「UEFI、セキュア ブート対応」となっているが、検証環境ではOSのUEFIモードは「非UEFI]・セキュアブート無効+CSM有効の設定になっています。

ここは、(実際に利用していなくとも)対応さえしていればよいということなのかもしれないです。

実際にアップグレードしようとしたときに途中で止まってしまったり失敗する可能性については全くわかっていません。

TPM:

*落とし穴あり

「トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0」となっていますが、

・モジュール自体が2.0でもファームウエアが1.2の儘だと不可

・ファームウエアTPMでも構わない

・TPM2.0であっても、PCR7構成がバインドでないといけない可能性がある

・AMDのセキュリティーモジュールには対応していない(正式にWin11が提供されるまでには対応しそうな気もします)

グラフィックス カード:

*落とし穴あり

「DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応」となっており、実際にはDX12の対応よりも「WDDM2.*以上に対応」というところのほうが引っかかる原因になります。

nVidiaですと1000番代以降にというのが実際のところWin11を導入すつ最低限の要件と考えられます。

ディスプレイ: 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ
インターネット接続と Microsoft アカウント: Windows 11 Home Edition を初めて使用するとき、デバイスのセットアップを完了するには、インターネット接続とMicrosoft アカウントが必要です。

Windows 11 Home の S モードを解除する場合もインターネット接続が必要です。S モードの詳細はこちらをご覧ください

すべての Windows 11 Edition について、更新プログラムのインストールや一部の機能のダウンロードと使用にはインターネット アクセスが必要です。

 

結論

以上見てきましたとおり、結論としては「Windows 11 の導入は一般的には時期尚早」ということになりそうです。

インサイダープログラムに参加する、自ら望んで人柱erになりたい、現状は実際のところそのような状態かと思います。

仮想環境での導入や複数のPCを所有していて「遊びで条件の整ったPCに導入してみる」という以外は、おすすめできないのが現状でしょうね。

なお、OSの新しい機能の有効化に関する条件も結構厳しいです。最新のPCやモニタが必要かもしれません。

個人的には、

・MSサイドとして、Win10という名前のままだと古い試算の切り捨てが難しい

・各ハードウエアベンダーも、新しいく材の販売にはずみをつけたい、古い機材のサポートをいつまでもしたくない

・ソフトウエアベンダーも「Win10」という名称のままだと金銭の追加なしにWin10のVer.アップ時にサポートを継続しなくてはならないことが多くなる

というよなことを断ち切る施策と思います。

Win10のVer.アップと変わらないですもの…。

一部で悪評高かった「ウインテル連合」再臨という感じですかね…。

いずれにしろ、今後要件の緩和や、例えばAMDのセキュリティーチップのように結構な人数が利用しているものなど「追加で要件に入ってくるのではないか」というようなものも多数あります。

実際に提供されるまでに多数の改良?がありそうですから、「ここは待ち」というのが正解のようです。

 

6/29追記

やはり色々変わってくるようです。

【速報】Windows 11の最小システム要件が緩和され、第7世代CoreとZen 1のRyzenもサポート対象になる。

Windows 11の最小システム要件が緩和、第7世代Core/Zen 1のRyzenも対象に

待てば海路の日和ありという感じですね。

個人的には、グラフィックスのDX12対応は変わらないと思いますが「WDDM 2.*以上」というのは(機能制限はあることになっても)緩和してほしいものです。

 

今回の記事は以上です。

 

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