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【WinUp個別】Win7PCをWin10にアップしたら死亡するケース@パーティション由来【2019/6/27】

この記事を読むのに必要な時間は約 40 分です。

副題:Win7をWin10にアップグレードした場合に死亡確実なパーティション構成と望ましくないパーティション構成

記事内の画像について
記事内の画像はクリックで拡大画像を見ることができるようになっています。

今まではPCで見た際に見やすいように大サイズの画像を使用していたのですが、スマートフォンでの記事閲覧時に大きな画像はスクロールしないと全体を見ることができない場合があるということで中サイズの画像になっています。

PCで閲覧する方にはお手間をかけますがご理解ください。

この記事について
目次

この記事について

PC引っ越しソフト

ディスク(HDD/SSD)がMBR の場合と GTP の場合

単一のパーティションに OS がインストールされている場合

MBR(レガシ)インストールの場合

EFI(UEFI)インストール

決定的にだめなケース

番外(BIOSほか)

まとめ

2019/7/3…細かな追記修正と「番外(BIOS設定ほか)」を追加しました。

 

Win7をWin10にアップグレードした場合に死亡確実なパーティション構成と望ましくないパーティション構成というのがあります。

この記事では、ドライバーや古いパーツ・OS対応していないソフトなどの問題などは除いて「パーティション構成に関する問題点」を取り扱っています。

Win7のサポートが終了することもあり、

WIN 10にアップグレードしなくてはならない方はかなりの数にのぼると思われます。 WIN 10にアップグレードすると死亡してしまうようなパーティション構成がありますので注意をする必要があります。

また確実に死亡するとは言えませんが、不具合が発生するのにほぼ間違いがないというようなパーティション構成もあります。こちらも合わせてお知らせします。

なお現在 WIN 8.1や Win 10の方でも最初に入れたバージョンによってはシステムが使用するパーティションの容量が異なる場合があり、これも後々に禍根を残します。

さらに本来あってはならないパーティション構成になっている場合もありますのでこの機会にチェックしておくと良いかと思います。

事例としては以下のようなものが出てきます。

・ ディスク(HDD/SSD)がMBR の場合と GTP の場合。

・単一のパーティションに OS がインストールされている場合。

・ MBR で OS がインストールされている場合。

・ UEFI で OS がインストールされている場合。

・バージョンを含めて以前の OS からアップグレードされている場合。

・PCのディスク(HDD/SSD)が1台のみの場合と複数搭載されている場合。

・ディスク(HDD/SSD)の空き容量が10 GB 以下の場合。(7 GB と言われていますが実際には10 GB 程度以上の空き容量がないと不具合や障害が発生するようです)

少なくともこのようなケースがあると思います。

全てのケースが網羅できているとは思いませんが、どのような形になっていると障害が出やすいかということを理解はして頂けると思いますので、この記事を読んで参考にしていただければと思います。

 

重要
気が付いていない方もいるのではないかと思いますが、1607以降はOSのアップグレードやWin10のメジャーアップデート後に元のOS(Ver)に戻せる期間が30日から10日に短縮されています。

そのほかにもストアアプリの更新が入ってしまった場合やPCのパーツ構成などで元のOSに戻すことに失敗するケースも出てきます。注意点などの詳細をぼくんちのTV別館さんが記事にしていますので参考にしてくださいね。

メジャーアップデートしたWindows10を元のバージョンに戻す方法と注意事項

2019/7/3追記

アップデート後に60日間期間を延長できる設定を室何していましたので追記します。

機能更新後の「以前のバージョンに戻す」可能期間を延長する

 

対象 内容
キーワード レガシ、MBR、UEFI、GTP、パーティション、アップグレード

障害、不具合、インストール形式、サポート終了

OS/ソフト Windows7、Windows8.1、Windows10

PC環境引っ越しソフト

対象読者 主にサポート切れでWin7をWin10に更新する方。

Win8.1をWin10にアップする方。

Win10の1809以前のVer.から1903にアップする方。

最終更新日 2019/7/3…細かな追記修正と「番外(BIOS設定ほか)」を追加しました。

 

検証環境
Win7、Win8.1、Win10(1903)、いずれもProx64

・ハイパーV上に構築

・Ryzen 5 2600より4コアをシェア

・メモリは4GB

・SSD480GBを使用

 

更新履歴
2019/7/3…細かな追記修正と「番外(BIOS設定ほか)」を追加しました。

2019/6/27…初版

 

PC引っ越しソフト

アップグレードで済む場合は良いのですが、OSをクリーンインストールするというケースが多くなりますので、どうしてもデータはまだしもアプリケーションの入れ直しや環境設定が大変ということになります。

そのため、PC引っ越しソフトの利用を検討する方もいらっしゃると思います。

私は、お客様からの依頼でPC引っ越しソフトを使う機会も割合とあります。実際の使用で「うまくいくのかどうか、失敗しやすいのはどんなケース、使えないのはどんなとき、注意点はなに?」などということを最初に書いておきますので参考にしてくださいね。

なお、無料版で試せることと価格や製品の安定度などから、私のお勧めはEaseUS Todo PCTransシリーズです。ToDo Backupやパーティションマスターを利用したことがある方も多いと思いますので、読者の方も比較的なじみもあり安心して利用できるメーカー・ソフトではないでしょうか。

ほかの銘柄のもの(例:ファイナルパソコン引越し・完全パソコン引越・お任せ引っ越し各シリーズなど)もありますが実は極端な性能差はないと感じますので、紹介したソフトの無料版で試してみるとよいかと思います。

ソフトの例
EaseUS Todo PCTrans 10 Professional

動作確認用の無料版ダウンロードページ

購入リンク
ベクター:EaseUS Todo PCTrans ” rel=”noopener” target=”_blank”>EaseUS Todo PCTrans 10(4298円~@6/28)

 

比較的うまくいくもの ・同じ系統のOS相互間の引っ越し(Win8.1/10の間は比較的うまくいきます)

・データだけの移行

・移行先のOSに対応したアプリ・ソフト

・同じビット数のOS間の引っ越し

上手くいかないことが多いもの ・異なるビット数のOS間のデータ以外の移行(データのみはOK)

・OSの細かな設定

・OSの基本設定を変更しているPCからの移行(環境変数を変更している・RAMDiskを使用している・特殊フォルダの場所などを移動しているケースなど)

止めておいた方が良い場合と

注意が必要なもの

・(重なりますが)異なるビット数のOS間のデータ以外の移行(データのみはOK)

・移行先のOSに対応していないアプリの引っ越し(特にメーカーPCなどに搭載されている総合ユーティリティーソフトは問題発生率が高いです)

・移行元のPCで同期ソフトなどファイルやフォルダをフック・ホールドすることのあるソフトが動作していると引っ越し時に先に進まなくなりいつまでも終了しないで失敗することがある。

・移行先のOSに対応していない恐れのあるソフトは削除したのちに引っ越し作業をする。

・ソフトアプリをうまく移行できた場合は、必ず移行先のOS用のアップデータを確認する。

・できれば移行作業時は不要なサービスやスタートアップは停止する。(MS謹製のAutorunsが便利。クリーンブートにしてしまうと引っ越しソフトが動作しない場合があります)

・インストール形式が異なるOS間の引っ越し。(GTPとMBRディスク間・MBRとUEFIインストール間などで不具合が発生したりOSの動作が変になるケースがあります)

 

結局のところ、PCデータの引っ越しソフトは「手間を省ける利点はあるが、設定やアプリ・ソフトの移行では問題が発生する可能性とのバーター」であるということです。

 

なお、データのみの引っ越しではUSB3.0対応のリンクケーブル(サンワサプライ製のケーブルを例示しています)も便利で使いやすいです。

 

2019/7/3追記

データの移行のみ行う場合「ファイル共有でやると簡単で手間もかからず、お金もかからないのでは」というコメントをいただきました。

もちろんその通りです。

ただし、次のようなケースではリンクケーブルを利用する方が良いかと思います。

・多台数のPCがあり、ファイル共有をしたくない場合。

・上記にも関連するのですが、(特にWin7とWin10の間で)プリンターやファイルの共有がうまくいかない場合があります。

参考記事:【Win 10/8.1/7混在】プリンタ共有ができない場合の改善例【新旧各種プリンタ3台】

どうやってもファイル共有がうまくいかないケースの場合はもちろんですが、ネットワークに参加しているすべてのPCからファイルが見えてしまうぐらいにセキュリティーを落とさないと共有ができない場合もあります。

そのような場合もリンクケーブルを利用した方が良いでしょう。

なお、(簡単に共有設定ができるケースももちろんあるのですが)うまくいかないケースではグダグダいじるよりも最初からデータリンクケーブルを利用したほうが早い気がします。

USB3.0以降のものを利用した場合の実用上の速度上限は300Mbps程度となります。

 

ディスク(HDD/SSD)がMBR の場合と GTP の場合

ディスク(HDD/SSD)がMBR の場合と GTP の場合に関しては

明確な不具合というのはないことになっています。

ただし今後 WIN 10をクリーンインストールする場合などはディスク自体を GPT ディスクとして使うようにするのは望ましいのは確かのようです。

こちらに関してはその程度の理解で宜しいかと思います。ただし、 OS を新たにインストールする場合や ディスクをクローンする場合はディスクが異なるとのぞみの操作ができない場合などは出てきますので注意が必要です。

また、複数のストレージを搭載している場合の混在もあまり望ましくはありません。

事例の記事(ぼくんちのTV別館さん)
Windowsをクリーンインストールできない場合の対処方法1(2018年版:ちょっと初心者向け)

 

単一のパーティションに OS がインストールされている場合

注:
このケースでは回復パーティションを拡張しないとアップ後にWinUpを何度か実行して後やイメージバックアップを取得する際などに必ず不具合や障害が発生します。(直後には発生しません。使用しているうちに回復パーティションの空き(残り)容量が足りなくなるために発生します)

なお、GTP+UEFIインストールの甲で詳しく書いていますが、このケースもほぼ100%の確率でWin標準のイメージバックアップで取得しておいたWin7のイメージバックアップを書き戻せません。(リストアできない)

 

単一のパーティションに OS がインストールされている場合があります。

Windows XP から、 Vista、 Windows 7とアップグレードした場合や元々単一のパーティションしかないハードディスクにそのまま Windows 7をインストールした場合などです。

PC を更新していても、元々のハードディスクをクローンした場合などそのまま単一のパーティションになっている場合があります。

実はこれ普段の PC 利用上では明確な不具合というのはないです。起動時間が多少長くなると言われていますがたまに気になる程度でもないのが現場です。

このケースでは使用上の不具合ではなく、トラブルがあった時の回復が非常に難しくなる場合があるというのが一番のネックです。場合にもよるようですが、回復環境がうまく利用できない、 MBR 領域が破損した時に修復ができないなどの問題が発生することがあります。

そのためもしできるのであれば、 Windows 10に移行する場合は(手間暇はとてもかかってしまいますが)ストレージ自体を GTP として使用し EFI (UEFI)で Windows 10をクリーンインストールする方が望ましいと思います 。

なお、データの移行はまだしもアプリケーションの入れ直しが面倒だという場合には はじめに書いた「 PC 引越しソフト」を利用するというのも手ですがうまくいかないケースも多いことは忘れないでくださいね。

 

1809にアップした場合のパーティション
後方に861MBの回復パーティションが追加されました。なお、このケースの回復パーティションはEaseUS Partition Master 13.5を使用して容量を増やすことが可能でした。このままでというのはあまりお勧めはしませんが、このケースでWin10にアップして使用を続けたいという場合は必ず回復パーティションを2~3GB程度に拡張しておいてください。

 

 

1903
後方に1809よりも小さい518MBの回復パーティションが追加されました。どうして違いが出るのかは不明です。

なお、1903にした場合も回復パーティションはEaseUS Partition Master 13.5を使用して容量を増やすことが可能でした。このままでというのはあまりお勧めはしませんが、このケースでWin10にアップして使用を続けたいという場合は必ず回復パーティションを2~3GB程度に拡張しておいてください。

 

ちなみに回復パーティション拡大後です
画像のケースでは2.36GBに拡張しています。

 

 

MBR(レガシ)インストールの場合

注:
このケースはすでに予約領域が足りないためのトラブルに合われたことがあるかもしれません。必ずシステムで予約済みパーティションをWin10アップグレード前に拡張します。アップグレード時や、アップ後にWinUpを何度か実行して後やイメージバックアップを取得する際などに必ず不具合や障害が発生します。(直後には発生しません。使用しているうちに予約の空き(残り)容量が足りなくなるために発生します)

推奨は1.5GB~2GB、最低1GBです。

 

Win7を通常にMBR(レガシ)インストールしたケースです。

デフォルトでシステムで予約済みパーティションが100MB作成されています。

もうすでに領域が満タンになり、WinUpができない、イメージバックアップを作成できないなどの不都合に見舞われた方もいるかもしれません。

このケースでは、Win10にしたのちに災いのもとになるケースはもちろんのことWin10にアップグレードする際に失敗してしまうケースも出てきます。必ずWin10アップグレード前に領域を拡張してくださいね。

なお、この記事中ではデフォルトのままのインストールでどうなるのかを見るために、あえて100MBのままの状態でのアップグレードも実行しています。

 

100MBのままの状態でのアップグレード結果
Ver.1809だとインストールできません…。このケースで、少数ながらOSを元の状態まで戻せずに起動しなくなる不具合が発生します。

 

 

ちなみに予約領域を拡張した後でアップグレードし、確認すると予約領域のうち520MB程度を使用していました。これではアップグレードに失敗するのも無理はありません。

 

 

2.16GBに拡張後アップグレード(1809)
Win10デスクトップまでの所要時間は14分でした。OSにより新たなシステムパーティションは生成されなかったのですが、例えば500MB程度までしか拡張しなかった場合はどうなのかは確認していません。ただし、領域が離れた場所に複数できてしまうのは少なくとも良いこととは考えられませんので、システムで予約領域を2GB程度まで拡張するのはある意味正解と思います。

なお、このPCではWin7に戻すのは1分40秒で終了です。

 

 

続いて1903にアップグレードしてみます

アップ/ダウンに要する時間はとほぼ同じでした。このケースでは1809と1903に差はありませんでした

 

 

2019/7/3追記

MBR の Win 7 から Win10 へ UP した場合 回復パーティション が作成されてないみただけどその場合 回復環境 の起動が出来ないでは?
メニュー 表示 迄は可能だけどその後が不可では?

このようなコメントをいただきました。単一パーティションとMBRインストールでは「回復パーティションは別個に作成されず、予約領域かそのほかの場所に作成される」ということになってると思います。

回復環境の起動や初期状態に戻す操作はどちらの場合も可能です。

ただし、以前のOSでもあったことなのですが「フェイルが不足しているため、インストールデイスクを挿入してください」というような警告が出るケースはあるかもしれません。

そのあたりの詳細は、実のところ不明です。

 

GTP+EFI(UEFI)インストール

今回の記事では申し訳ないのですが私の手持ちの環境でWin7のGTP+UEFIインストールができなかったため実際にインストールしてどうなるかを今回の記事では試していません。

ただし、過去の自分のPCでの経験などからも、ほぼ正確に予測はつきますのでご寛容ください。

なお、参考までにWin8.1(GTP+UEFI)をWin10(1903)にアップグレードするとどうなるのかを掲載しておきます。

 

Win8.1のパーティション構成

 

Win10(1903)アップ後

 

Win7デフォルトのGTP+UEFIインストールのパーティション構成
通常は以下の4個のパーティション構成となります。なお、Win7のメーカー製PCでHDDリカバリのタイプでは最後方にもう一つリカバリ領域のOEMパーティションがあります。

回復パーティション EFIシステムパーティション Microsoft予約パーティション(MSR) C:Windows
100MB(通常のディスク)

260MB(4kセクタのディスク)

100MB 16MB そのほか

 

私のWin10(1809)のストレージ構成
ディスクの管理

もう少し詳細なもの(パーティションマスターで見ています)
こちらでは16MBのMSR領域も確認できます。

 

ここで問題になるのが、Winでは同じWin8.1/10でもVer.が進むにつれ、かくしパーティションが拡張されていったということです。「回復」はクリーンインストールした場合、Win10 (1709)までは450MB、Win10 (1803/1809)では500MB、Win10 (1903)では530MBというようになっています。

さらにWin10(1903)のクリーンインストールですとあらたに「更新に7GBのストレージを確保する仕組みを導入」しています。

そのため、Win7をWin10にアップグレードした場合には、OSインストーラーが「C:を縮小してC:の後方にもう一つ回復パーティションを作成」します。(1903にした場合でも7GBの領域は作成されません)これは本来一つであるものが複数になるわけですから、あまり良いことではないと思います。それでも、元のパーティションを拡張しないで新たなパーティションを追加するのはパーティションの拡張操作ができないためです。要するに「苦肉の策」なのです。

次項の「決定的にだめなケース」で説明しますが、複数台のストレージを搭載している場合などに「回復パーティションがとんでもないところに作成される」という事態になってしまうこともあるのです。

とはいえ、実際のPC使用上で問題が出ることは少ないとはいえ、後方に新たなパーテーションが作られることには実は二つの問題を確実に内包されています。

・ほぼ100%の確率でWin標準のイメージバックアップで取得しておいたWin7のイメージバックアップを書き戻せない。(リストアできない)

・推定ではあるが、Win10にアップグレード後にWin7にダウングレードする際の失敗原因の一つである可能性があること。

これがどういうことかというと原因が何であるにしろ「Win10からWin7へのダウングレードに失敗」してしまうと、「Win標準のイメージバックアップで取得しておいたWin7のイメージバックアップを書き戻せない。(リストアできない)」わけですから、PC死亡フラグが立ってしまうということです。

それがあるため、このブログではお金を出してでもサードパーティ製のバックアップソフトを使いましょうと書いているわけです。

リストアができなくなる原因は分かっています。エラーとしては「セキュリティ記述子の不正」ないしは エラーは出ないなどという形になるのですが、原因はストレージ構成(パーティション構成)が変更されているということです。

そのような形になると、修復ディスクなどで起動しイメージバックアップを復元しようとすると(実際にはイメージバックアップファイルがあっても)イメージバックアップがない形になりリストアができません。

一応の回避方法としては、リストアを実行しようとしているディスクをディスクパートのクリーンコマンドなどを使用してまっさらな状態にした後にプリストアをしようとするとうまくいく場合があります。

ただこれも100%ではありません。

今回、 Windows 7から Windows 10にアップグレードしようとした場合は「必ずサードパーティ製のバックアップソフトでシステムイメージを保持する」、これを絶対忘れないようにしてください。

痛い目を見た後で後悔してもどうにもなりません。

 

決定的にだめなケース

以上、問題はあるにしても「とりあえずは正規のパーティション構成」についてお話ししてきましたが、複数台のデイスクを搭載している場合に決定的にダメなケースというのがあります。

もしもあなたの PC を点検してみて、デイスクの最後方にOEMパーティションが生成された状態になっている場合は「有無を言わさずクリーンインストール」するようにしてください。

なお画像では 人為的にに決定的にダメなケースというのを作ることができないため、通常の画像に何箇所か赤枠で囲っている場所を例示しています。

例示しているような場所に一つでもシステム用のパーティションができていましたら、不具合に泣く前にたとえ面倒であってもクリーンインストールすることをお勧めします。

More
システムディスク以外の先頭に16MBないしは128MBのMSRが生成されているのは(あまり良いことでもありませんが)正常で特に問題はありません。

複数台のディスクを接続したままで OS インストールを行うと必ず生成されてしまうものです。 それでもあまり気持ちのいいものではありませんから、 OS をインストールする際には面倒でもシステムディスク1台だけを接続してインストールし、その後他のディスクを接続するようにしたほうがいいでしょう。

今回先頭部分(MSR)が16 MB のものと128 MB のものがあるのは、 Windows 8.1をインストールした際に接続されていたディスクと Windows 10をインストールした際に接続されていたディスクの2種類があるため異なったサイズになっています。

480GB の SSD に関しては、最近になって増設したもので、GTPではなくMBR形式ですのでUFI領域がない形になっています。

 

パーテーションマスターで見た構成

 

なお、システムディスク以外のディスクの最後方に OEM パーティションなどが生成される理由は、システムディスクの空き領域が少なく他のディスクに大きな空き領域があるという場合のようです。

これは OS アップグレードしにインストーラーが判断して行なっていることであり、システムディスクの空き容量がどの程度逼迫していて、他のディスクにどのくらいの空き容量がある場合にこのようなおかしな形になるのかは分かっていません。

すっきりとした形でないのは気持ちが悪いと思う方や、このような形はトラブルの元になりかねないと考える方は「 OS のクリーンインストール時やアップグレードしには必ずシステムディスク1台だけで実行する」ようにしてください。

また、 Windows のタブレットなどを使用してストレージが32 GBや 64 GB という場合に外付けの SD カードなどをを利用している場合に SD カードに今回言ったようなパーティションが生成されてしまう場合があります。そのようなケースでは SD カードを取り外すと OS が起動しなくなることがあります。

赤枠の部分に一つでもOEMなどのパーティションができているとダメです。

もしそうなっているとどうなるのかというと以下のようなことが発生します。

・ダメパーティションのあるディスクを取り外すとOSが起動しなくなる。

・ダメパーティションのあるディスクのドライブレターを手動で変更すると OS が起動しなくなる。

・ドライブの追加などでダメパーティションのあるディスクのドライブレターが変更されると OS が起動しなくなる。

・ Windows 標準のイメージバックアップは書き戻せない。

・確たる理由がないがある日突然 OS が起動できなくなる。

Win10へのアップはある意味よい機会ですから、問題が顕在化する前に手間を惜しまずにWin10はクリーンインストールすることを強くお勧めします。

 

番外(BIOSほか)

この記事では取り扱いがない事項などの注意点

ブログ内の次の記事も参考のため読んでおいてくださいね。Win7からWin10へのアップグレードも同じ原因で失敗します。

【WinUp個別】 WIN 10の大きなアップデート前に必ずやっておくべきこと【2019/4/6】

【WinUp個別】書き忘れ分・・・Win10 May 2019 Updateの準備はOKですか?【2019/5/13】

【WinUp個別】メモ・・・Win10 May 2019 Update失敗例【2019/5/20】

 

痛い目にあいがちな(多分1709以降の)変更点

OSデフォルト設定のままですと「1709以降ではC:のシステムの保護(システムの復元)、1803以降ではレジストリの自動バックアップ」が無効になっています。

システム レジストリの 10 1803 のバージョンの Windows で起動 RegBack フォルダーにバックアップが不要になった

機械翻訳のため題名が変ですが、内容はレジストリの自動バックアップを行わなくなったというものです。

仕様変更後の注意書きを見ると以下のようになっています。

詳細情報
この変更仕様であり、Windows の全体的なディスクのフット プリントのサイズを減らすためです。破損したレジストリ ハイブを持つシステムをリカバリするには、システムの復元ポイントを使用することをお勧めします。

従来のバックアップの機能を使用する必要がある場合、は、次のレジストリ エントリを構成して、コンピューターを再起動して有効にできます再。

システムの復元もサイズ減少のためという面もあるのでしょうが、実はどういうわけか復元に使用する領域の割合が100%になってしまってC:の空き領域がなくなるという不都合が発生していますので(実は)その対策もあるのかもしれません。

もっとひどいのは、1709でシステムの復元がデフォルト無効になったのに「通常はレジストリのバックアップがないので、システムの復元で対応してね」という部分です。システムの復元を気が付けずに有効化していない場合はお手上げです。

なお、リンク先のページにレジストリのバックアップをタスクとして実行する方法が記載されていますので、必要な方は参考にしてくださいね。

 

Vista~Win7の初期のメーカー製PCの一部の注意点としていただいたコメント

Win 7 から Win 10 へ アップグレード する場合の注意として

UEFI がサポートされたのが VISTA からで DELL とか メーカー 製 PC の一部(多分 Win 7 インストール モデル、自作の場合は知らない)で UEFI BOOT してる場合 Win 10 へ アップグレード すれば 途中でエラーに成るか起動不可状態に成ると思う。
UEFI の VER が Win 8 以降と未満では異なっている事が原因。

 

アライメントの問題

クローンで移行した場合の疑問

HDD to SSD の場合
OS の設定はストレージ に合わせて設定変更される?
多分されないと思うけど。

HDD to HDD の場合(SSD も含む)
HDD (SSD)の物理セクタは現在三種類有って(512N、512e、4KN)512N と 512e 、 4KN 間では アライメント がズレない?

それとサードパーティー製ツールでパーティション拡張又は縮小した場合アライメントは合っている?
特に 512e の場合が気になる。

こちらに関してはケースにもよるとしか言いよう無いかもです。パーテーションマスターなどのソフトでは新井マンとの調整も行えますので気になる方は適宜実行してくださいね。

 

レガシブート(MBR)・UEFIブートとCSM・セキュアブートの組み合わせ(BIOS設定)

特に今までレガシブート(MBR)でOSをインストールしていて、この機会にWin10をUEFIブートでクリーンインストールする場合は注意をしてください。

BIOSの設定を必ず変更するようにしてくださいね。

参考記事をリンクしておきます。(ぼくんちのTV別館さんより)

セキュアブート有効にするならCSMは無効にする

UEFIやセキュアブートの勘違いしやすい設定30個 まとめ

Windowsをクリーンインストールできない場合の対処方法1(2018年版:ちょっと初心者向け)

Windowsのインストールが出来ない場合の対処方法2 (UEFI/MBRの違い)

 

まとめ

よくOSは利用し続けるうちに傷が入り、レジストリやWinUpのカス・残滓がたまっていくといいます。

ある意味これもそのようなことの一つでしょう。

ただ、今回Win7のサポート終了に伴いWin10に移行するというのは「OS世代を3~5世代ぐらい飛び越す」のに相当すると考えられます。

Windows XP から、 Vista・ Windows 7・ Windows 8・ Windows 8.1・ WIN 10になってメジャーアップデートが複数回、このようになっていますので考えてみるとよくわかると思います。

ちなみに XP は Vista を経由するとWindows 7にアップグレードが何とか可能でしたが、 Windows 7の段階ではクリーンインストールしかできないようになっていたように記憶しています。

システム側で利用するパーティションなどは、ある意味 OS の構成において基本となる部分です。今回記事中で見ていただいたようにかなり大きく変更されているのが 現状です。

そのために C ドライブのボリュームを縮小してまで新たなシステム用のパーティションを用意しなくてはならなかったり、決定的にダメな場合の例のようなパーティション構成が出来上がってしまうことになります。

不具合は必ず発生するわけではありませんが、特に OS が起動しなくなるような不具合が発生してしまうと発生後の対処はとても大変です。

記事に書いてある注意点を忘れないようにしていただきたいと思います。

本来は、 Windows 7から Windows 10に移行する場合は手間を惜しまずにクリーンインストールして OS やアプリを含めた環境を再構築するべきだと思います。

ただやはりそれは手間暇がかかりますので、紹介したような引っ越しソフトを使う、ほぼ問題が出ないようなパーティション構成であればそのまま使用するが注意点は忘れないようにする、そのような心構えは必要だと思います。

なお今後の事を考えると、 Windows 10 (1903)のパーティション構成のままで今後もずっといけるのかどうかということは怪しいものです。

またシステムドライブが HDD で2テラバイトから4テラバイトなどという場合もあります。

そのようなケースでは単一のディスク上であっても、システムであるC:とデータ用の D ドライブに分けて使うのが一般的になると思います。 そうしておかないとシステムイメージのバックアップなどもデータが含まれてしまい膨大な容量になってしまいます。

また 、単一のディスクを複数のパーティションに分ける場合Windows 10デフォルトのパーティション構成にはあまりよくないのかなと思えるところがあるように思います。

C ドライブがあり、その後方に D ドライブがあり、そのまた後方に OEM パーティションがあるというのは実はあまり良い形ではないと思います。

実際には、efi システムパーティション・ MSR・ C ドライブ ・Dドライブ・・・最後方に回復パーティションなどという形で、さらにOSインストール後にシステム部分の拡張操作はできませんのでシステム部分の容量も最初から少し大きめにしておくのがべてーでしょう。(まあ、 OS を頻繁にクリーンインストールし直すなどと言うなら別です)

Windows 10のインストーラー任せではなく手動でパーティションを設定する方法があります。

こちらの方法については MS のサイトにも記事があるのですが非常にわかりにくいです。

Solomonさんのサイト、Solomonレビュー[redémarrage]の記事Windows 10を最適なパーティション構成でクリーンインストールする方法(改訂版)が分かりやすいと思いますし、ツールまで用意してくれています。

興味のあるかたは一度見てくださいね。

オリジナルのパーテーションを作成するツールまで用意しててくれているというのは神ですね!!!

2019/7/3追記

回復パーティションの容量は、紹介したサイトの容量では足りなく、余裕を見るのなら3GB程度の方が望ましいのではないかというコメントをいただきました。

実際に適用する際は考慮してくださいね。

 

今回の記事は以上です。

 


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