【メーカーPCもOK】ドライバを一括で抽出する【Win10クリーンインストール】

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キーワードWindows10、メーカーPC、ドライバ、HP、ホームページ、サポート、提供されていない、クリーンインストール
更新
◎最終更新日 2016/4/24
更新履歴
結論要約
特にメーカーPCをWin10やWin8.1などにアップグレードする場合にメーカーPCでは「メーカーサポートでドライバが提供されていないためにクリーンインストールをすることができない」と考えている方が多いようです。Win7⇒Win8.1でも同様ですし、メーカーPC付属のユーティリティーソフトが問題を引き起こしている場合も多くクリーンインストールをしたほうが望ましい場合が多いため、私が実際にお客さんのPCで実行している方法を記事にしますのでご利用ください。

(WIN7⇒Win7をクリーンインストールする場合などはすべてのドライバをバックアップしておくと後で最新版のドライバに差し替える必要がなくなります)

なお、(不具合の発生原因となることはまずありませんが)あくまで自己責任であることを念のため申し添えます。

 

 

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対象機材/OS/ソフト
Win7/8.1/10
対象読者
Winのドライバがメーカーホームページで提供されていない方。また、提供はされていてもクリーンインストール後にいちいち探すのは面倒だという方。
本文
特にメーカーPCをWin10やWin8.1などにアップグレードする場合にメーカーPCでは「メーカーサポートでドライバが提供されていないためにクリーンインストールをすることができない」と考えている方が多いようです。Win7⇒Win8.1でも同様ですし、メーカーPC付属のユーティリティーソフトが問題を引き起こしている場合も多くクリーンインストールをしたほうが望ましい場合が多いため、私が実際にお客さんのPCで実行している方法を記事にしますのでご利用ください。

(WIN7⇒Win7をクリーンインストールする場合などはすべてのドライバをバックアップしておくとあとで最新版のドライバに差し替える必要がなくなります)

なお、(不具合の発生原因となることはまずありませんが)あくまで自己責任であることを念のため申し添えます。

使用するソフト:Zipファイルですのでダウンロード後に解凍してくださいね。記事内では見やすいように日本語化版を使用します。(注意:日本語化版は最新Ver.とはかぎりません!)

なお、このソフトはインストールの必要がありませんので最悪でもソフトが動作しないのみでOSに悪影響を与える可能性はまずありません。ただし、心配な方はファイルをダウンロード後にセキュリティソフトでスキャンしてくださいね。

本家はこちら⇒Double Driver…ダウンロードページ(窓の杜さん)

日本語化済み⇒Double Driver Windows 10版 (32/64 bit)
◎ このソフトは管理者として実行してください!!!

導入とバックアップ
解凍後にフォルダ内のdd.exeを右クリックして管理者として実行します。

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起動した画面

SN00011

次にバックアップ⇒現在のシステムスキャンと進みます。

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初期設定ではMSのドライバ以外のものにチェックが入っています。通常はこれでOK(MSのものはOSのストアに入っているため)です。

新しい移行先のOSに入っていますので、逆にすべてを持っていくのはやめたほうが良いかと思います。ただし心配な方や、現在のOSをクリーンインストールする場合などは、上部の選択で「すべて」を選択すると全部のドライバがバックアップされます。

また、後程どうしても不明なドライバが発生してしまう場合や、OSアップデート後に移行したOS用のドライバが自動で更新できない場合に備えて印刷しておくことをお勧めします。

印刷に際して「すべて」を選択するとかなりの分量になりますので、MS以外のものは紙に印刷、すべてはXPSで印刷(保存)しておくのがお勧めです。(コピペや検索にも便利です)

私の例です。

ドライバ一覧抜粋

ドライバの抽出がすんだら保存します。私の場合、MS以外で3:20(705MB)、すべてで4:30(796MB)でした。

復元方法
ソフトを右クリックして管理者として実行します。上部の復元⇒探してバックアップ⇒バックアップの選択と進みます。

ドライバ復元

ドライバを選択したら復元ボタンを押下して待ちます。これで完了です。また、復元時にチェックボックスで自分の入れたいドライバのみを選択して導入することも可能です。

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注意・重大…Win7⇒Win8.1または10に移行する場合は、「USB3.0のドライバ」だけはチェックを外します。

 

More:
例えばWin8.1⇒Win10の場合には問題が発生しにくいのですが、Win7⇒Win8.1またはWin10の場合やOS移行を機会にX86(32ビット)からX64というような場合は問題が発生しやすくなります。

1)X86⇒X64の場合
導入しなければいけないドライバが一覧でわかりますので各ベンダーのサイトから対応のOS・ビット数(例えばWin10のx64など)のドライバをダウンロードしてください。

2)ビット数が変わらない場合
Win7⇒Win8.1または10に移行する場合は、「USB3.0のドライバ」だけはチェックを外します。これはUSB3.0の取り扱いがWin7までのOSと異なり、WIN8.1/10ではXHCIとなるためです。障害が発生することがありますので注意してくださいね。

この場合は、ドライバの更新に二つの方法があります。このソフトでドライバを復元した場合は機器の種別が登録されます(不明な機器として探せないということにならない)ので自動的に探し出す頃ができます。

Windows Updateで自動的に検索させる。
Windows Update でデバイス ドライバーを検索するように Windows を構成する

または

デバイスマネージャで個別にドライバの検索をする方法です。デバイスマネージャ⇒ドライバを導入したい機器を選択して右クリック⇒ドライバーソフトウエアの更新と進み検索させます。

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参考情報:
Windows Updateでドライバを導入すると不具合の発生頻度が高いという評価がありますが、私見では一長一短と考えています。

どうしてかというと、この考えに至った発端はWindows7でディスプレイドライバに関するエラーが発生する事例(ディスプレイドライバの応答と停止)があったためです。

これは、(注:推定も含んでいます)Windows OSではセキュリティー上の問題からWindowsストアに保存されているドライバなどOSの根幹にかかわるファイルは簡単には上書きや変更ができないようになっているからです。

特にサードパーティーのドライバなどは、Windowsストアのドライバと別の場所に格納されストアは上書きされません。そのため、同様ドライバが複数の場所に格納され不具合の発生原因となる場合が出てきます。ディスプレイドライバなどでは、セーフモード起動後に管理者権限で(ツールなどを利用して)古いドライバを削除後に新しいドライバを導入してあげないといけない場合が出てきます。

それを防止するためには、Windows Updateでドライバを導入する、またはデバイスマネージャの機能を利用して検索・インストールさせるようにする、ドライバファイルをPCに保存後にデバイスマネージャの機能でドライバを指定してインストールするなどの手段をとったほうが(完全に防止できるわけではありませんが)良いようです。

さらに、WIn8.1/10では「起動時にドライバをシノニムに複数の場所から読み込む」ことと高速スタートアップにかかるファイルの読み込みから、ドライバが複数の場所にあると不具合が発生しやすくなります。

そのうえWin10にアップグレードした場合はストレージの後部に450MBのOS領域が追加で作成されることもありますます不具合の発生頻度が上がることになるようです。(起動時のBSoD発生の原因の大きな理由と考えられます)

更新履歴

2016/4/24…初版

 

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